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秋が旬、さつまいもを食べると「おなら」が出る理由とニオイで測れる“健康判断”

週刊女性PRIME / 2024年10月23日 9時0分

おならの主成分の8割は、食事や呼吸をする時に飲み込んだ空気で、残りの2割が大腸で善玉菌や悪玉菌が分解した時に出るガスなのだそう※写真はイメージです

 日常の気になる疑問を解決!さつまいもを食べると「おなら」がたくさん出るのはなぜ?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。

知って楽しい!おもしろ雑学

Q.さつまいもを食べると「おなら」がたくさん出るのはなぜ?

A.さつまいもに多く含まれる「でんぷん」が、大腸でガスを発生させるからです。(福岡天神内視鏡クリニック 消化器福岡博多院 院長 秋山祖久先生)

 秋に旬を迎えるさつまいも。食べすぎるとおならが出やすくなるというけれど、本当?

 消化器内科医の、福岡天神内視鏡クリニック、秋山祖久先生に聞いた。

おならが出やすくなるというのは本当で、理由はでんぷんと食物繊維が豊富に含まれていることです。ほかの芋類と比べても、さつまいもは特にでんぷんの量が多く、そのでんぷんの一部が、食物繊維に絡みついているような構造をしているんです」(秋山先生、以下同)

 でんぷんは小腸で吸収されるのが普通だが、食物繊維に絡まった状態だと、小腸でうまく消化しきれず、大腸まで届くという。

「すると、大腸の中にいる善玉菌がでんぷんを分解していくなかで発酵し、大量のガスをつくります。これがおならが増える理由です」

 また、さつまいもに含まれるほかの成分も関係している。

さつまいもを切った時に、断面から白い液が出ますが、これはさつまいもだけが持っているヤラピンという成分。腸の動きを良くするので、おならが出やすくなるのですが、同時に便秘解消の効果も期待できます

 おならの量が増えても、臭いを気にする必要はないそう。

善玉菌がでんぷんを分解してつくるガスは、炭酸ガスなので無臭。タンパク質や脂質のとりすぎで、それらを分解する悪玉菌がつくるガスは硫黄のような臭いがします。

 おならの臭いが気になる時は、お肉や脂っこいものの食べすぎに注意して、野菜を多めに食べるなど食生活を見直してみてくださいね

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