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「きちんと審査してるの?」電動キックボードの設置場所が消防法違反、運営会社を直撃

週刊女性PRIME / 2024年10月20日 6時0分

都内を中心に場所によってはコンビニの軒数より多い電動キックボードの貸出場所(ポート)

 電動キックボードや小型電動アシスト自転車のシェアリングサービス『LUUP(ループ)』。主に都市部で、近距離の移動に利用する人が急増している。しかし、『ポート』と呼ばれる貸出や返却をする場所の設置について、ネット上でこんな物議を醸している。

運営は「一部、見落としがあった」と回答

「マンションやホテルの敷地内にある『ポート』が、建物の避難器具があるような場所に設置されているのです。つまり、ここには物を置いてはいけないという場所に、『LUUP』のポートが設置されているという疑惑が、SNSで写真つきで投稿されています。SNSに投稿された直後にポートの位置が変わったり、封鎖された『ポート』も存在するようです」(スポーツ紙記者)

 これらの投稿に対して、

《防火の審査入ったとき、指導食らうぞ》

《これは消防署への通報案件だわ》

《消防法か何かに抵触しそう》

 といった声があがっている。こうした状況から、

《LUUPってきちんと審査してるのかな?》

《普通、LUUP側が確認するやろ》

《これってLUUPがロクに確認もせずに勝手に置き場所決めてんのかな?》

 と、設置場所の決定方法にも疑問の声があがっていた。

 そこで、LUUPの運営会社に設置場所の決定方法や審査について聞いてみると、

「ポートの設置候補場所は、都度確認させていただき、設置可能な台数をオーナー様とすり合わせのうえ、設置をさせていただいていております。ポート導入はテープを貼り、看板を設置させていただくだけの簡単な作業となっております」(広報担当者、以下同)

 と、設置場所はその都度、確認しているという。ネット上で物議になっている疑惑については、

「弊社でもすでに把握をしておりまして、対応を進めております。詳細はお答えしかねますが、ネット上の写真について、一部問題のないものも含まれております」

 とのこと。一方で、問題のあった地点の原因は“見落とし”だったという。

「現在、LUUPのポートの設置場所に関しては、避難設備などの消防用設備の使用に支障のある箇所にはポートを設置しないこととしております。ポートの設置検討時には確認を行っておりますが、一部見落としがあった事例があり、対応完了時期の目処は差し控えますが、すべての設置箇所について、できるだけ速やかに適切な対応を行ってまいります」

 交通事故やルール違反もたびたび物議を醸しているLUUP。利用者のマナーだけでなく、運営方法の見直しも必要のようだ。

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