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「あかん、言うてんねん」粗品の藤田菜七子騎手への“ド正論”が痛快、さらに厳しい他競技の処分

週刊女性PRIME / 2024年10月16日 11時0分

2019年、第36回G1フェブラリーステークスに出場した藤田菜七子騎手

 霜降り明星の粗品がYouTubeチャンネルの人気企画『1人賛否』動画を更新。『週刊文春』で報じられたスマホの不正使用がきっかけで引退した、元騎手の藤田菜七子さんについて厳しい意見を投げかけ、公営ギャンブルファンから賞賛の声が相次いでいる。

《俺は金かけて競馬楽しんでいるタイプやから。藤田ジョッキーがおろうがおるまいが、知らない(中略)スマホいじんなよ、最初から。あかん、言うてんねん》

ボートレースではファンに手を振っただけで処分

 昨年5月に若手騎手6人が騎手控室、調整ルーム居室で通信機器を使用したことが発覚、30日間(開催日10日間)の騎乗停止処分を受ける事態に。

 当時、女性騎手では藤田だけが処分を受けなかったことで、“女性騎手の鑑”と競馬ファンから賞賛されていたものの、聞き取り調査でスマホを使用していたことを申告。厳重注意を受けていたことが週刊文春の報道後に明かされただけに、今回スマホの不正使用で騎乗停止処分になったことを“二重処分では?”という声も上がっていた。

外部と通信しない条件付きで、以前は調整ルームへのスマホの持ち込みは許可されていましたが、昨年の若手騎手6人の不適切使用の発覚により現在は持ち込み自体が禁止になりました。藤田さんの件は若手騎手の件以前の不適切使用ですが、通話はそもそもNG。しかも通信相手が外部との通信が禁止を知っているはずの厩舎関係者ですからね。JRAが問題視して当然ですよ」(スポーツ紙記者、以下同)

 粗品の意見に対してSNS上では、

《藤田菜七子のやつ粗品が思っていたこと全部言ってくれてちょ〜気持ちよかった》

《ルールを守らないのならルールが存在する意味がない。競馬というギャンブルの世界で生きるのなら公平性は絶対に守らないといけない》

《ど正論 どんなに言い訳しても、結局はスマホ依存症or八百長としか捉えられない》

 と公営ギャンブルの選手として、藤田元騎手の意識が低かったという意見に同意する声が相次いでいる。

藤田さんの処分に対して厳しすぎるという声もありましたが、そもそも若手騎手のスマホ不正使用が相次いでいるのは他競技では考えられないですからね。'18年には人気ガールズケイリン選手が場内に駐車した自家用車から解約済みの携帯電話がみつかった際、“Wi-Fiなどを使用して外部との通信が可能”ということで『管理秩序違反』で処分を受けています

 ボートレースはさらに処分が厳しいことで知られる。

「今年5月に試運転のピットにおいて、若手選手が駆けつけたファンに手を振ったことで、重大な管理規定違反(外部と通信)と判断されて即刻帰郷処分。加えて9か月出場停止という非常に重い処分が下されています。

 中央競馬の騎手がスマホを使用できないのは週末の2日間だけですが、競輪なら4〜6日間。ボートレースは最長7日間使用できませんが、通信機器を持ち込んで処分されたケースはここ数年起きていません。他競技の若手選手ができていることを、中央競馬の若手騎手が守れないのは公営ギャンブルの選手という意識に欠けているとしか思えませんね

 多額のお金を使っているガチンコの公営ギャンブルファンの粗品の本音が、若手騎手にも届くといいがーー。

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