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「企業の体質と本音丸出し」旧ジャニ補償本部長の“被害者ヅラ”が大炎上、あまりにもひどい発言の中身

週刊女性PRIME / 2024年10月21日 17時30分

ジャニー喜多川社長(2003年、成田空港にて)

 10月20日、NHKで放送されたジャニー喜多川 “アイドル帝国”の実像』に大きな反響が集まっている。

 番組では、メディアでこれまであまり触れられてこなかったジャニー喜多川氏、メリー喜多川氏の生まれや育ちにもスポットを当て、当時の関係者の証言を交えて紹介。ジャニー氏から被害を受けた大島幸宏氏は以下のように話した。

「ジャニーさんは、『僕は和歌山に疎開していたときにおじさんに愛された(性的な行為)ことがある』と言っていました。イヤな思い出ではなかったんでしょうね」

 元テレビ東京社員で桜美林大学教授の田淵俊彦氏は、

「ジャニーズJr.の子どもたちが番組の合宿でジャニーさんから性的被害を受けていることを匂わせる発言がありました。でも、冗談めかしていたので見逃してしまいました」

 と証言。ほかにも、メリー氏はジャニー氏の性加害を知っていて「あれは病気」と発言していたとも。また、田淵氏は旧ジャニーズ事務所によるメディアへの“圧力”を具体的に語ってもいた。

《中学生が電話対応してんのかと》

 さまざまな角度から旧ジャニーズ事務所に対する検証が番組内で行われたなか、特に視聴者の怒りを買ったのが、ジャニー氏の暴露本を出版した中谷良氏の姉とSMILE-UP補償本部本部長の電話でのやり取りだ。

 中谷氏は3年前に心不全で亡くなっており、姉が代理で謝罪を求めて補償を申請したとのこと。ところが、暴露本を出版した人は補償の対象外と伝えられたという。

 その後、納得できない中谷氏の姉はSMILE-UP.の補償本部本部長と電話で話し合うことになったが、

「誰が何を謝るんだというのが、ちょっと今分からなくて。その、本人たちが死んじゃってるんで」
「本を書かれて痛めつけられたのは間違いないんで。会社としては、すごくつらい目にあったのは間違いないんで」
「東山は別に加害者じゃないですからね。心の底からお詫びができないんで」

 と、衝撃の発言をしたことが明らかに。あまりの対応のひどさにSNSには辛辣な声が並んでいる。

《中学生が電話対応してんのかと思ったわ》
《ジャニーズってすごい組織だな。本部長の電話応対が酷すぎた。「こちらも痛めつけられたんで」「なんでこっちが謝罪しないといけないんですか」「もう死んで本人いないんで」企業の体質と本音が全部出てたな》
《ジャニーズ擁護の人達は相変わらず切り取りだ!証拠がない!とかやってたけど、告発本だされた方のお姉さんと電話で話した担当の人間は流石に庇いきれず、首にしろ!担当変えろ!だった。あれがスマイルアップの特質と思われたらえらいこっちゃだもんな》
(※原文ママ)

 その後、東山紀之社長が中谷氏の姉と面会して謝罪したという。

「番組内ではジャニー氏の功罪両方とも流していましたが、旧ジャニーズ事務所の性加害問題を隠し続けていたのはメリーさんだったことがよくわかりました。彼女が事務所内で絶対的な存在であり、誰も逆らえないという証言も元ジャニーズ事務所社員から出ています。人によって見方は変わると思いますが、かなり踏みこんだ内容だったと思います」(芸能事務所マネージャー)

NHKはこの問題は終わったと考えていません」というコメントで番組は締めくくられた。果たして、この問題の行く末は……。

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