「一国民として向き合います」衆院選“不出馬宣言”の蓮舫、本気で狙う“女性初”の席
週刊女性PRIME / 2024年10月26日 7時0分
《私は今回の総選挙に一有権者、一国民として向き合います》
自身のX(旧Twitter)に10月14日、投稿した蓮舫前参院議員(56)。
7月に行われた東京都知事選では小池百合子知事との一騎打ちが予想されていたものの、ノーマークだった石丸伸二氏にも及ばず3位と大敗。敗戦の弁として「120万人を超える人が『蓮舫』と書いてくれた。これでまた国政に戻るのは、私の中では違う」とインスタグラムの生配信で語り、国政復帰を否定していた。その記憶も新しいうちに一部では衆院選出馬かとも伝えられたが、自身が否定することで一件落着─と思いきや、いずれ国政に戻るのはほぼ決定しているという。
「参議院だと総理になれない!」
「立憲民主党の代表選で旧知の仲の野田佳彦元首相が選ばれた。これで『野田さんに頼まれたなら仕方ない』と言える土台ができたわけです。でも今回の衆院選ではさすがに早すぎるのでは、ということで来年の参院選で復帰するとみられています」
と分析するのは、ジャーナリストの当山みどりさん。
「そもそも立憲民主党は蓮舫さんが都知事選を2位で落選し、衆院選出馬というシナリオができていたようです。蓮舫さんは都知事をやる気十分だったようですが、党としては本気で勝ちに行く姿勢ではなかった。本気だったらもっと準備をしたでしょうし、知事選で勝ちに行くのならば、長妻昭氏ら執行部クラスで知名度も実力もある議員に立候補を促したはず。
誤算だったのは石丸氏に抜かれて3位落選だったこと。蓮舫さんにとってもこれはショックだったようで引退をほのめかしたこともありましたが、都知事選落選を見据えて次の衆院選の準備をしていたはずなんです」(当山さん、以下同)
ではなぜ今回、出馬を見送ったのか。
「同じ東京26区に元・立憲民主党で国家公安委員長などを務めた松原仁さんがいるからです。蓮舫さんが党の公認を得られて選挙に出たところで、小選挙区では勝てる見込みは正直、半々。蓮舫さんに限らず松原さんに対抗できる人物を擁立するのが難しいため、立憲はこの選挙区に公認候補を立てるのをやめたんです」
都知事選に続いて衆院選でも敗戦したとなれば、メンツが立たない。しかし、蓮舫氏は衆議院への出馬にこだわっているという。
「参議院だと総理になれない!と以前、蓮舫さんが党内で叫んだという逸話があります。蓮舫さんは日本初の女性総理を本気で狙っているようです」
自身のSNSではプロフィールに《貴女、貴方の声を代弁する》とあるものの、コメント欄は閉鎖されたまま。
声を届けようにも、扉が開いていなければ意味がない?
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