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「タイトル詐欺」日テレ『若草物語』に非難殺到、“脚本改変”シーンは原作者軽視と物議

週刊女性PRIME / 2024年11月3日 20時30分

左から畑芽育、堀田真由

《時代設定や国も違う、それだけでも全く違う物語になるんだから若草物語が原案だとしてもメインタイトルに若草物語とつけるのはやめたほうが良い、四姉妹物語とかで良いんじゃない?》

《このドラマに若草物語ってタイトルつけるの嫌だ。びっくりするほど共感できない》

 10月からスタートした日本テレビ系の新ドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』にネット上で非難の声が集まっている。

「まるでビッチ」著者もびっくり?

「原案のアメリカの名作小説『若草物語』と設定が大きく違い、4姉妹ということしか共通点がありません。“本家”を読んだことがない方たちにこういう話だと思われたら嫌だなと思いました。誰もが知っているだろうと安易に作品名を使ってほしくなかったです。著者のオルコットさんが見たら、私の『若草物語』じゃない!と思うのではないでしょうか」と話すのは、テレビウォッチャーのカトリーヌあやこさん。

 1話では、四女の芽(畑芽育)が大学生の彼氏と別れていないのに、浮気されたとわかった途端にイケメンの同級生とすぐに関係を持つ。

「浮気されたというショックの後に出会った同級生のイケメンが気になるぐらいで話が進むのかなと思っていたら、あっという間に寝ちゃった(笑)。まるでビッチのようで、オルコットさんもびっくりだと思います。原案だと四女のエイミーは次女のジョーのことが好きな幼なじみのローリーと結婚します。ドラマだと幼なじみは一ノ瀬颯さんが演じる律になりますが、そういう展開になったらかなり炎上しそうですね」(カトリーヌあやこさん、以下同)

このままでは「タイトル詐欺」に

 制作会社でドラマの監督を務める次女の涼(堀田真由)が、「もっと恋しないともったいないよ」というセリフを「人生は恋とか結婚がすべてじゃない。楽しまないともったいないよ」と脚本家に確認せずに“改変”するシーンも。『セクシー田中さん』で脚本をめぐる大問題が発生した日テレだけに、原作者軽視に通じるところがあるのではと視聴者の間で物議を醸した。

「やり方が悪いですよね。セリフを変えるのであれば、きちんとすり合わせないといけない。これが『セクシー田中さん』の悲劇につながると思いました」

 涼が癇癪を起こして、正社員を勢いで辞めてしまうのは社会人としてどうかという意見も。

「監督になったばかりでこんなに脚本家に啖呵を切るというのはあり得ないなと。主人公が怒ってばかりで、その怒りにもあまり共感できない」

 さらに、脚本を書くため律を朝まで付き合わせる涼については、

「自己中心的にも見えます。『恋も結婚もしない』と言っているわりに頼るのは男性というのも、いかがなものかと思いますよね」

 原作の続編だと三女のベスは病死してしまうが、

「ドラマだと三女の衿(長濱ねる)は行方不明ですが、原案でベスの死は大きなエピソードになります。それによって次女のジョーの葛藤も生まれてくるので、そこをどうするのか気になりますね。最終回までタイトル詐欺で終わるかもしれません(笑)」

 ツッコミどころ満載で原形をとどめていない令和の『若草物語』だが、視聴者が納得できる落としどころをつくれるのだろうか─。

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