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「似てると思ったら本人」日曜劇場に『北の国から』“蛍ちゃん”中嶋朋子、母親役に視聴者感慨

週刊女性PRIME / 2024年11月3日 18時0分

中嶋朋子

《変わらず素敵!昔から大好きな女優さん》《とっても久しぶりに見たわ。似てる人が居ると思ったらご本人だった》《蛍ちゃん!っていまだに言ってしまう》

 日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)の初回が放送されると女優・中嶋朋子(53)の姿がネット上で話題になった。

『北の国から』蛍役でおなじみ

 中嶋は早い時期に両親が離婚し母子家庭の一人っ子。2歳で子役デビューをした。中嶋といえば、大ヒットドラマ『北の国から』(フジテレビ系)の主人公・黒板五郎(田中邦衛さん)の娘・黒板蛍を演じたことで有名だ。同ドラマは北海道の雄大な自然の中で純(吉岡秀隆)と蛍、2人の子どもの成長を描いた作品で21年間にわたって放送。中嶋は小学3年生のときから出演した。

「中嶋朋子さんの名前と蛍という役柄が一致するほど、代表作に恵まれた女優というイメージです」と語るのは、芸能リポーターの川内天子さん。

『海に眠る〜』には主人公・鉄平(神木隆之介)とその兄・進平(斎藤工)の母、ハル役で出演している。ハルは《頑固な一平(國村隼)を叱り飛ばしながら、息子たちの良き理解者として寄り添い支えている》(番組HPより)という設定だ。

「『海に眠る〜』を見たときも、あの蛍ちゃんがこんな年になって母親役なんだなと思いました。申し訳ないですが、蛍ちゃんの延長線上で見てしまいます(笑)」(川内天子さん、以下同)

息子も『北の国から』に出演

 かつて周囲から『北の国から』の蛍役と自身のイメージを重ねられ、自分を否定されていると感じ、葛藤があったという。

「みんなの印象が蛍ちゃんで、そこから抜けきれないことに悩んだと思いますが、それゆえに今の柔らかい表情の母親役がすんなり入ってきます。役柄と一緒に成長し、優しく心のある母親役をバランスよく表現していて、素晴らしい役者になったなと思いますね

 実は20歳ごろに『週刊プレイボーイ』のグラビアに挑戦したり、セクシー路線に進んだことも。

「優等生のイメージがついていましたが、役者としてそれだけじゃない、成熟した姿を表現したかったのだと思います」

 '98年、27歳のときに6歳年上のヘアメイクアーティストと結婚。入籍時には妊娠7か月で、同年6月に男児を出産した。長男で俳優の西村成忠は、2歳のときに『北の国から 2002遺言』に蛍の息子役で出演。初めは息子を出演させることに大反対だった中嶋だが、夫の「『北の国から』に出演するというのは、君が母親だから息子にあげられるギフトなんじゃない?」という言葉に気持ちを動かされたという。

「旦那さんが女優としての妻をしっかりと認めている、素晴らしい夫婦関係なのでしょう。家庭の中がよく回っていて、円満なのが想像できます。だからこそいい仕事ができるのでは」

 素敵なアラフィフ女優となった中嶋。今作でどんな母親像を見せてくれるのか楽しみだ。

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