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「誰でも務まる簡単なお仕事です」今井絵理子と生稲晃子の政務官起用に失笑、石破内閣の人材不足が浮き彫りに

週刊女性PRIME / 2024年11月15日 12時0分

2020年、参院選前の決起集会に参加した今井絵理子氏と生稲晃子氏

 第2次石破内閣の発足に伴い、副大臣26人と政務官28人の新しい人事が発表された。

 中でも取り沙汰されているのが、「内閣府兼復興政務官」に起用された今井絵里子氏と、「外務政務官」の生稲晃子氏ら両参議院議員。ともにアイドルグループ出身のタレント議員でもある。

 2016年と2022年の参院選で比例区で立候補して当選、再選した今井氏と、同じく2022年に東京都選挙区から出馬して初当選した生稲氏。いずれも経験は浅い“若手”議員だけに大抜擢とも言えよう。

 それだけに両名ともに議員の“仕事ぶり”が見えてこないためか、SNS上では、

政務官のお仕事について 今井絵理子で務まるなら誰でも出来そうな仕事なんだろうなって小学生にも思われそうで草

《この2つの仕事は誰でもできる仕事なの?って思うし、 石破首相は自分が恥ずかしい思いをすることになるのわかってるのに選んだの?と。 国を無くしたいの?》

政務官って、ポンコツでも務まる簡単なお仕事なんだね。それとも自民党にはもうポンコツしかいないのかな?

 石破内閣の人事に不安と不信感を持った国民も多く、さらには「政務官」はまるで「誰でも務まる簡単なお仕事」と印象付けてしまったようだ。実際、政務官とはどんな仕事なのか、全国紙・政治部記者に話を聞いた。

報酬も200万円〜300万円アップ

「正式には“大臣政務官”の名の通りに、各国務大臣の補佐が主な仕事になります。法律や政策に精通しているのはもちろん、大臣に助言できる“スペシャリスト”として官僚出身議員に任されることが多い“要職”と言えます。

 また議員の年間報酬が約2100万〜2200万円に対して、政務官の役職がつくと約2400万円と上乗せされます。その分もしっかり汗をかいて働いてほしいですね」

 なるほど、決して「簡単なお仕事」ではなく、国民の生活をも左右する重大な役割を担っている政務官。石破茂首相は「今井氏と生稲氏なら適任」と見込んで起用した、と納得する国民はどれくらいいるだろうか。

「国民の目を気にしてのことでしょう。いわゆる“裏金”問題に関与したことで非公認になるも、それでも当選した議員18人の起用を見送っています。かつては中枢にいた、それこそ要職をこなしてきた議員も今や“ヒラ”です。

 今井氏らは、その煽りを受けてお鉢が回ってきたとも言えるわけで、もしも頼りない政務官に思えるのならば、それは自民党が深刻な“人材不足”に陥っているとも言えるのかもしれません」(前出・記者)

 国民のために働いていたら文句は言われない。是非とも“適任”であることを示してほしい。

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