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「限りなくゼロに近い」初紅白のNumber_iがレコ大を巡ってひと悶着、ぶつかり合う双方のプライド

週刊女性PRIME / 2024年11月20日 16時30分

Number_i(平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太)

 11月19日に『第75回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表された。

Number_iの『レコ大』新人賞受賞の可能性は…

「2023年の紅白は、故・ジャニー喜多川氏による性加害問題の影響で、旧ジャニーズ事務所のタレントの出演が44年ぶりにゼロになりました。2024年10月にNHKはSTARTO社の“出禁解除”を発表して、紅白出場に向けた調整が行われていたといいますが、これで2年連続でゼロに。追加出演の可能性はなく、今後の交渉も行われないとのことです」(スポーツ紙記者、以下同)

 そんな中、滝沢秀明が率いる『TOBE』からは、Number_iの初出場が決定した。

「Number_iは、2023年5月にKing & Prince(以下、キンプリ)を脱退した平野紫耀さん、神宮寺勇太さん、岸優太さんの3人で同年10月に結成されました。2024年1月1日にデジタルシングルで世界同時配信デビュー。YouTubeで公開されたデビュー曲のMVは3日で1000万回再生を記録し、アメリカで開催される世界最大規模の音楽フェス『コーチェラ』に出演するなど、大活躍の1年となりました」

 キンプリ時代にはデビューした2018年から、5人体制ラストの2022年まで連続で紅白に出場していた3人。新天地で年末の大舞台に“BON”と返り咲いた。

 一方、もう1つの年末の大舞台である『日本レコード大賞』は、ひと筋縄ではいかないようで……。

「審査を巡って、『TOBE』とレコ大側でひと悶着あったと聞いています」(音楽業界関係者、以下同)

 いったい、どういうことか。

「Number_iは2024年1月1日のデビューなので“新人賞”の審査対象になります。なので、当初は新人賞にノミネートさせることを模索していました。ただ、一部の審査員からは“キンプリとしての活動歴も長く、そのうちの3人で活動しているグループを新人扱いしていいのか”という意見があがったのです」

 それでも『TOBE』との交渉を続けていたが、

「『TOBE』側が“レコード大賞の当日は会場に行けない”と言い出したんだとか。基本的にレコ大側は、当日にスタジオで歌唱できるアーティストを優先する方針があり、Number_iの新人賞受賞の可能性は限りなくゼロに近くなったといいます」

 その後も、双方の“プライド”がぶつかりあっており、

「『TOBE』は“落選した”と思われたくない、レコ大側はせっかく新人賞受賞の可能性を探っていたのに“現場に来てもらえなかった”“TOBEから断られた”と思われたくないという思惑があるそうです。旧ジャニーズ事務所はレコ大には出ない方針を貫いていましたが、同様に『TOBE』も受賞に前のめりではなかったとも聞いています」

 近日中にレコ大各賞のノミネートも発表されるが、果たして――。

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