悠仁さま、筑波大学ご進学で積み上がる「通学手段・警備体制・お住まい」巨大コストの実情
週刊女性PRIME / 2024年12月18日 19時0分
12月11日、秋篠宮家の長男、悠仁さまに関するおめでたいニュースが報じられた。
「茨城県つくば市にある筑波大学の生命環境学群生物学類の推薦入試に合格されました。昨年6月、現在通われている筑波大学附属高校の学校行事の一環で、同大学を見学された際、昆虫に関する研究室があることや、実験や実習の種類が豊富にあることなどに惹かれ、受験する気持ちを固められたのだとか。秋篠宮ご夫妻は合格発表を受け、安堵されたそうです」(皇室担当記者、以下同)
悠仁さまが進学される学部の特徴
悠仁さまが進学される生命環境学群生物学類とは、どのような特徴があるのだろうか。
「学群学類は一般的な大学の学部学科に当たります。生命環境学群生物学類は悠仁さまがご関心のある“自然誌”を学ぶことができます。悠仁さまは特に生き物や自然環境に興味を持たれており、中でもトンボへの関心が高く、昨年11月には共同研究者とともに『赤坂御用地のトンボ相』という学術論文を発表されました。筑波大でもトンボの研究を続けられることでしょう」
祝福の声が上がる一方で、合格発表の裏には悠仁さま本人の“ご配慮”があった。
「実は、合格発表は悠仁さまの意思にそぐわないものだったのです。多くの受験生が追い込みをかける中、ご自身の個人的な合格発表は控えたいと考えられていました。しかし、悠仁さまの進学先を巡る報道が過熱したことで、宮内庁幹部の判断で即日発表に至ったのです」(宮内庁関係者)
悠仁さまの進学先については、東京大学農学部など、さまざまな大学が取り沙汰されたが、筑波大学とはどのような大学なのか。
「筑波大には大学院生を含む約1万7千人が在籍しており、筑波キャンパスの敷地面積は約258ヘクタール。これは東京ドーム約55個分に当たり、1つのキャンパスとしては全国2番目の規模です。キャンパス内には研究棟や体育館、競技場だけでなく、学生宿舎やスーパーとカフェが併設されたショッピングプラザもあるなど、構内はひとつの街のようになっています」(筑波大OB、以下同)
学生宿舎の規模も大きく、イベントも盛りだくさんだという。
「学生宿舎は合計で67棟、約3800の部屋があります。新1年生は優先的に入居でき、1年ごとの更新。2年目以降は抽選になっています。もし悠仁さまが1年次から、入居を希望される場合は、システム上、ほぼ間違いなく入居が可能です。
行事でいうと、毎年5月に学生宿舎エリアを会場とした宿舎祭『やどかり祭』に加え、11月には一般の文化祭にあたる『雙峰祭』もあります。『雙峰祭』は“模擬店祭”と呼ばれるなど、数多くの出店があります。悠仁さまもお友達と楽しまれることでしょう」
筑波大の留学制度
秋篠宮さまは11月25日に開かれた、トルコ訪問に際しての会見内で、悠仁さまに対し、「海外で学びを深めてくれたらうれしい」と言及された。筑波大の留学制度について、この筑波大OBが続ける。
「学生交流協定を結んでいる海外の大学への交換留学など、留学には4つの種類があります。悠仁さまが進学される学群は英国の『マンチェスター大学』生物科学部と交流協定を締結しています。マンチェスター大学で学んだ期間は筑波大の在籍年数にカウントされるので、留年することなく卒業が可能。海外留学を視野に入れて入学する人も多いですよ」
悠仁さまも春からのキャンパスライフに思いを馳せていることだろう。しかし、ある皇室ジャーナリストは警鐘を鳴らす。
「'19年4月、当時通われていた『お茶の水女子大学附属中学校』の悠仁さまの机の上に刃物が置かれるという衝撃の事件が起きました。犯人は“悠仁さまを刺そうと思った”と明確に動機を語ったのです。筑波大は、悠仁さまの姉の小室子さんや佳子さまが通われたICU(国際基督教大学)と比べて、約5倍の敷地面積。入り口も多く、容易に構内に侵入できるなどの危険性をはらんでいます」
しかし、警備に関して、ある宮内庁OBは敷地面積は関係ないと分析する。
「防犯カメラや警備員の数を増やすなど、いくつかの策は講じるでしょうが、警備としては、悠仁さまが受けられる授業の棟や研究室、食堂など悠仁さまが生活するエリアの近辺が主になるでしょう。構内の至るところに警備を配置するという大それたことは行わないと思います。しかし、悠仁さまは佳子さまや愛子さまとは違い、将来天皇になられる方です。そうした点から、日常的な巡回警備も、より強固になることは考えられます」
通学路の警備問題は
宮内庁によると、今のところ悠仁さまは赤坂御用地から通われる見通しだという。しかし、現在のお住まいから筑波大学までは車で1時間以上、電車では片道2時間ほどかかる。赤坂から通うのは、はたして現実的なのだろうか。宮内庁OBで皇室解説者の山下晋司さんが、通学路の警備問題について解説する。
「将来、天皇におなりになる方ですから、それなりの警備体制が必要です。赤坂御用地の宮邸から通われる場合、自動車でも電車でも、通過する千葉県警や埼玉県警も関わることになるでしょう。悠仁親王殿下のご負担も大きくなりますので、当初は宮邸から通われるとしても、卒業までそうされるとは思えません」
ゆくゆくはひとり暮らしの可能性もありそうだ。前出の皇室ジャーナリストは悠仁さまの居住形態について、
「学生宿舎よりは一軒家やマンションのほうが好ましいのではないでしょうか。一軒家は人の出入りがないですし、塀を高くして外からの視線を遮ることができるので、警備はしやすくなります。
さらに、つくば駅周辺にはいくつかのタワーマンションがあり、その上層階であれば、外から悠仁さまの私生活を覗かれることはないでしょうし、防犯面も優れています。タワーマンションの可能性も十分考えられます」
筑波大への進学によって“巨額コスト”がかかることが想定されるが、皇室制度に詳しい静岡福祉大学の小田部雄次名誉教授によると、
「金銭面を含む秋篠宮家への優遇が増えるのであれば、逆風が強まってしまうのでは。
皇族が社会の中に入り、一般国民と同様の生活をすることの問題点について、宮家や宮内庁は真剣に検討していかないと、悠仁さまご自身の精神的な負担や国民からの反発を増やすだけの結果になる危険性もあると思います」
悠仁さまのキャンパスライフにおける山積みの課題を解決することはできるのだろうか─。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
筑波大学合格の悠仁さま、進学後の留学先候補に“昆虫の宝庫”マレーシアが浮上 秋篠宮さまと紀子さまも大学時代に同国への“調査旅行”で親交を深める
NEWSポストセブン / 2024年12月16日 11時15分
-
《筑波大キャンパスに早くも異変》悠仁さま推薦合格、学生宿舎の「大規模なリニューアル計画」が進行中
NEWSポストセブン / 2024年12月14日 11時15分
-
悠仁さま筑波大進学は“東大反対勢”を黙らせられるか「脱・学習院と異例推薦」に求められる宮内庁の説明
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月13日 9時26分
-
玉川徹氏、筑波大合格悠仁さまの通学方法で私見「卒業論文を書くならとてもじゃないが通えない」
日刊スポーツ / 2024年12月12日 11時46分
-
悠仁さま筑波大進学で起こる“ロイヤルフィーバー”…自宅から1時間半も皇族初「東大卒」断念の納得感
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月6日 9時26分
ランキング
-
1「異臭が…」身元不明死体遺棄現場の異変 複数人が関わっている可能性も 新潟県聖籠町
BSN新潟放送 / 2024年12月19日 13時19分
-
2【会見一問一答】中学生2人殺傷「5日間、不眠不休で」動機・凶器の押収は 福岡県警
FBS福岡放送ニュース / 2024年12月19日 16時31分
-
3【速報】地下鉄三宮駅で包丁で刺された70代女性は全治1カ月の重傷 容疑者とは「面識ない」
ABCニュース / 2024年12月19日 13時48分
-
4北九州の中学生殺傷事件、43歳の容疑者「確かにその行為をしました」…現場から車で逃走
読売新聞 / 2024年12月19日 12時39分
-
5死亡生徒は塾帰りに来店「勉強しようとした」 北九州の中3殺傷、2人標的の理由は捜査
産経ニュース / 2024年12月19日 13時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください