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ドリカムの“早退投稿”炎上で評価うなぎ登りの“神対応”アーティストたち「特別グッズをプレゼント」

週刊女性PRIME / 2024年12月17日 19時0分

ドリカムのリーダーでベーシストの中村正人(右)

 ミリオン(100万枚)を達成したアルバムの数、10作。うち5作は“5作連続ダブルミリオン達成”という驚異的な数字を残している『DREAMS COME TRUE』。日本の音楽業界で、その名のとおり“夢を叶えた”国民的バンドに今、逆風が吹いている。

“早退”ファンに皮肉投稿

《色々ご都合おありなのはお察ししますが最後のご挨拶の途中でどんどんお帰りになる多くの皆様のお姿を拝見すると「ああ、そんなにライブがお気に召されなかったのか」と深く反省する次第です》

『X』にそう投稿したのは、ドリカムの中村正人(66)。

「今年でデビュー35周年のドリカムは現在、全国ツアー中。投稿したのは愛知でのツアー公演が終わったタイミングでのことでした」(音楽誌ライター、以下同)

 文面は“御(ご・お)”を多用し、非常にへりくだっている。

「ただ、ドリカムほどのグループとなれば観客数も多く、ライブ終了時は帰路が非常に混雑・渋滞となります。そういった事情も含め、交通手段などの理由で後ろ髪を引かれつつも“早退”しなければならないファンもいる。しかし、中村さんは慇懃無礼で皮肉交じりに訴えた。今回の“途中退席”についての反省文を装った中村さんの苦言には批判が殺到しています。事情についてのファンのコメントを読み、“なるほど”と投稿していましたが、その後どちらの投稿も黙って削除したことも印象が悪いですね」

他アーティストの“神対応”

 中村に対し、ドリカムファンの一人は一応次のように擁護しつつも残念がる。

「退場後のエンディング映像を見てほしかったのかと。それで完結する演出だと思うので。気持ちはわかりますが、曲ではなく炎上で話題になる姿は、老害ですよね……」

 そんなミリオンアーティストが批判される中、相対的に評価を上げているバンドやアーティストがチラホラ。

「この一件をきっかけに、“一方、◯◯はこんなことをしてくれて〜”というそれぞれのファンによる投稿が相次いでいます。GLAYは新幹線に間に合わないために途中退席した人に対し、サイン・メッセージ入りのグッズをプレゼント。

 aikoさんにも同様のエピソードがありますね。サンボマスターは音楽フェスに出演した際、帰宅時に大渋滞が見込まれるために演奏途中で帰るファンの姿を見て、それを後押しするような声をステージ上からかけていたことが改めて評価されています」(前出・音楽誌ライター)

 開催中のドリカムのツアーは、全国15会場30公演。'25年3月まで続く。その中には今回初めて“生ドリカム”を見る、それが夢だった、そのために遠方から無理をして……という人も少なからずいるかもしれない。国民的バンドには、日本音楽史に深く刻まれたその名前、そしてファンの夢を壊すことのない存在でいてほしい。

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