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ソフトバンク入り決定で四面楚歌の上沢直之に「新庄監督が示した“訣別”の証」

週刊女性PRIME / 2024年12月19日 6時54分

上沢直之(本人インスタグラムより)

 MLBボストン・レッドソックス傘下3Aから福岡ソフトバンクホークスへ入団が正式発表された、元北海道日本ハムファイターズの上沢直之への批判が収まらない。

 上沢のインスタグラムにはホークスファンからも《裏切り者は応援しません》《普通に不快です》とコメントされている。

 MLBのサンディエゴ・パドレスに所属するダルビッシュ有がSNS生配信で「契約は個人の自由だから上沢は悪くないし、責められる筋合いはない」と擁護。ポスティングのルールには「問題があると思う」と発言して騒ぎは収まるかと思われたが、Xではこんな声が。

新庄監督の“フォロー外し”

《ルール的には問題ないし個人の自由ですが、決して良い決断とは言えないので上沢が批判されるのは仕方ないです》


《そのビジネス失敗やん》
《男気とか言うけどユニ買ったり、グッズ買ったりしているファンがいることを忘れないで 応援していた選手がライバル球団に行くことの悲しさ》

 そんな中、ファイターズの新庄剛志監督が上沢のインスタグラムのフォローを外したことが明らかになった。

 スポーツ紙野球担当記者は次のように語る。

「上沢選手の行動を許さないという意味だと思います。新庄監督は、一度でも一緒にプレーした選手はトレード等で他球団に移籍してもクビにしてもずっとフォローを続けていています。昨年日本ハムからFAでソフトバンクへ移籍した近藤健介選手は、北海道文化放送の番組で新庄監督批判と思える発言をしましたが、新庄監督は近藤のフォローを外さなかった。それを考えると、上沢選手に対しては相当な思いがあったのではないでしょうか」

 新庄監督と上沢の関係について聞いてみるとこんな答えが返ってきた。

「球団が出した条件をクリアしたからポスティングを許可されたと言われていますが、何よりも上沢選手の熱意を買って許したんです。新庄監督も“マイナー契約ならやめておけ”とアドバイスしたのに、タンパベイ・レイズとマイナー契約結びましたからね。しかも帰国後は日ハムの施設で練習していたんです。そりゃあ怒るのも当然です」(前述のスポーツ紙野球担当記者)

 上沢がMLBで最初に契約を結んだタンパベイ・レイズから日本ハムへ支払われた讓渡金は約90万円。上沢より先にポスティングシステムを利用してメジャーを経由し、ソフトバンク入りした有原航平の讓渡金は約1億3000万円だ。

 確かに上沢の行動にルール違反はない。しかし、こうした事実を見ると「ビジネスだから」のひと言で終わりにできない問題があるのは間違いない。

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