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「通行人に暴言や舌打ち」東京駅前の“ウエディング撮影”が物議、JRは「許可が必要」

週刊女性PRIME / 2024年12月28日 19時0分

川﨑麻世のインスタグラムに投稿された、新婦・花音さんとのウエディング写真

2人とも関西出身で、ひと目で東京だとわかる場所でウエディングフォトを撮りたいと思いました。冬はイルミネーションもきれいで、映えるかなと」(撮影に来ていた新婦)

撮影者が通行人に“暴言や舌打ち”

 最近、東京駅周辺は人気のウエディングフォトスポットになった。重要文化財で赤レンガの丸の内駅舎は、街灯でライトアップされると幻想的だということで、夜の撮影が特に人気に。レトロな雰囲気の三菱一号館美術館、冬にはイルミネーションがきれいな丸の内仲通りなど、洋装に合うフォトスポットが東京駅周辺には多数あるため、カップルから支持されているようだ。今年10月に結婚した川崎麻世も東京駅前でウエディングフォトを撮り、インスタグラムで公開して話題に。

 実際に記者が12月の平日夜、現地に行ってみると丸の内駅舎から皇居に向かって真っすぐに延びる「行幸通り」には4組の新郎新婦が撮影に臨んでいた。結婚するカップルが、ウエディングドレスとタキシードを着て一生ものの写真を残そうとしている姿はとても微笑ましいものだ。

 しかし、一部のマナー違反がSNS上で物議を醸している。

《東京駅前で綺麗だなーと思いながらボーッと眺めてたら『邪魔だからどけよクソが』とカメラマンに言われてからはホントにこの光景は不快でしかない》《赤信号の横断歩道とかで撮影してて普通にカメラマンのマナーヤバかったけど》

 など、撮影者に暴言や舌打ちをされたといった投稿が複数見られた。

行幸通りは「管轄外」

 また、マツコ・デラックスが『5時に夢中!』(TOKYO MX)で「丸の内のウエディングフォトをすぐ禁止にしてほしいんですけれど。あいつら、なんとなく写り込んじゃいけない空気を出すのよ。しかもカメラマンと、なんかすごい距離離れて撮ってたりとかして。私は必要もないのに横切って嫌がらせしてる。1回、踏んづけたことあるわよ」と発言したことも。

 写真撮影が行われている場所は公道。道路使用許可を得たうえで撮影しているのかという疑問も上がっており、JR東日本に東京駅でのウエディングフォト撮影はしてもいいのか聞いてみた。

「丸の内広場はJR東日本の管轄内で、撮影にはウエディングフォトに限らず、JR東日本の許可が必要です。丸の内広場で撮影している人がいれば、常駐している警備員に移動をお願いしています。皇居側や撮影している人が多い行幸通りは管轄外になります」(広報)

 との回答が。駅の利用客などから苦情が届いているかは、

「お答えできません」(同)

 とのことだった。

 多くの人が一生に一度となる結婚の記念写真を撮ることに熱心になるのはわかるが、マナーを守ることが求められる。傍若無人な撮影者が増えれば110番通報が相次ぎ、せっかくの思い出が台無しになってしまうかもしれない。

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