松本人志の復帰「本気だったんだ」島田紳助氏『M-1』“登場”で「出すべきじゃない」波紋
週刊女性PRIME / 2024年12月23日 16時30分
今年で20回目を迎えた漫才の日本一決定戦『M-1グランプリ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)。審査員に松本人志が不在なことに加え、前年王者の令和ロマンや出場ラストイヤーとなるダイタク、トム・ブラウンの決勝進出など、放送前から大きな注目を集める大会となっていた。
12月22日に放送された決勝戦は、令和ロマンが史上初となる2連覇を達成。大盛り上がりで幕を閉じた。しかし、同放送の冒頭で流れたとある“メッセージ”に賛否の声が相次いでいる。
「今やすっかり国民的イベントとなった『M-1』。ここまで人気が出たのは、大会を単なる漫才コンテストに留まらせず、ドラマチックに演出する制作陣の力も大きかったと思います。今年は放送冒頭で、これまでのM-1戦士の激闘の姿と、歴代チャンピオンの直筆メッセージが織り込まれた煽りVTRが流れ、《このVTRだけで泣ける》《M-1のアツさが伝わってくる》と視聴者から大好評。
そして、VTRの最後には《いつまでもM1が夢の入り口でありますように》という島田紳助さんの直筆メッセージも映し出されました」(テレビ誌ライター)
「取り上げるべきじゃない」
『M-1』設立の功労者でもある紳助のメッセージには、《紳助さんがまだM-1を気にかけているのが本当に泣ける》《芸人からしたら、やっぱりこのメッセージはしみると思う》といった声も。しかし一方で、
《なんか冷めたな……関西ではまだ人気なのかもしれないけど、今さら紳助かよ》
《ただ引退したんじゃなくて、問題起こしてやめた人なんだから取り上げるべきじゃない。時代遅れだよね》
《問題があって辞めた紳助を取り上げるのがOKってことは、松本人志の復帰も本気で考えていたんだろうな》
と、批判的な意見も多く上がっている。
「紳助さんは暴力団関係者との親密な関係が報じられ、2011年に芸能界を引退しています。『M-1』の創設者とはいえ、引退理由が理由なだけにやはり世間の目は厳しくなりますよね。
とはいえ、芸人さんにとって島田さんの存在はやはり大きいようで、審査員の中川家・礼二さんは番組内で“オープニング(VTR)やっぱり長いですね”と笑いを交えつつ、紳助さんのメッセージについて“ちょっと、ね、グッときますねあれは……”と話していました」(前出・テレビ誌ライター)
今年9月には、『クイズ!ヘキサゴン2』(フジテレビ系)で共演した上地雄輔のインスタグラムに登場するなど、近しかった同業者からはいまだ愛されている様子の島田氏。残した功績も大きいだけに、芸能界での存在感はいまだ健在のようだ。
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