「オバサン達へ」投稿のキャバ嬢にアドバイスを送る人が大量発生で再注目『逃げ恥』百合ちゃんのセリフ

石田ゆり子

　沖縄出身20歳のキャバクラ嬢がXで投稿した内容が、賛否を読んでいる。

《オバサン達へ 若さへの嫉妬はやめましょうね》

今でも引用され続ける『逃げ恥』の名言

　1月8日現在で、表示数は約5800万回。いいねは2.8万、6900弱のリポストと大バズり中。煽るような投稿だけに、年上女性から厳しい意見が多く届いているのかと思いきや……。

《嫉妬しているおばさんは極少数派で、大半はおばさんになってもみんな若くて可愛い子大好きだと思う！！！し、変な男から守りたいその笑顔…って思っています》

　と温かく見守っている派や、

《おばさんになればわかる。若い女は若いというだけで無駄に苦労しているということが。年取って本当良かったと思う》

《老眼がない、腰を中心とした身体が痛くない、酒飲んでも眠くならない、徹夜で遊べる体力は本当に羨ましい。でも整形と化粧と他人からの評価に振り回されている若い子をみると悲しくなる。せっかく若いんだから人生をもっと楽しんでほしい》

　キャバクラ嬢にアドバイスを送る人が大量発生する事態に。また'16年に大ブームとなった人気ドラマを思い出す人も。

《スゴイ逃げ恥のホンモノだ》

《こういうの見ると、ドラマで石田ゆり子が言っていた「自分に自分で呪いをかけないで」ってセリフ思い出すなぁ》

　契約結婚を題材にした新垣結衣主演のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』（TBS系）で、石田ゆり子が演じた独身のキャリアウーマン・土屋百合の名言を思い出す人が続出している。

「モテるあまり男性への理想が高くなりすぎた結果、男性経験がないまま閉経を迎えた……という役柄でした。百合ちゃんの台詞は現代女性の胸に響く名言が多かったのですが、中でも内田理央さん演じる20代の“若さマウント”を取る後輩に対して、冷静に言い放った台詞は今でもSNSでよく引用されていますね」（テレビ誌編集者）

　後輩の男性から慕われているだけにも関わらず、「高齢のくせに年下の男性に色目を使うな」と言われた百合ちゃんは冷静にこう回答。

「自分の若さに価値を見出しているのね。私が虚しさを感じることがあるとすれば、あなたと同じように感じている女性が、この国にはたくさんいるということ。今あなたが“価値がない”と切り捨てたものは、この先あなたが向かって行く未来でもあるのよ。

　自分がバカにしていたものに、自分がなる。それって辛いんじゃないかな？  私たちの周りにはね、たくさんの呪いがあるの。あなたが感じているのもそのひとつ。自分に呪いをかけないで。そんな恐ろしい呪いからは、さっさと逃げてしまいなさい」

　大晦日から年明けにかけて再放送されていたこともあり、“百合ちゃんの名言”を思い出す人が多かったようだ。投稿主であるキャバクラ嬢にも『逃げ恥』の台詞が響く日がくるといいが……。