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迫る「史上最低記録」の更新、『おむすび』新キャラ投入も“肝心なこと”を描かず深まり続ける懸念

週刊女性PRIME / 2025年1月22日 6時0分

橋本環奈

「『ウェルかめ』を超える、“歴代最低”にふさわしい朝ドラだと思います」

 とドラマウォッチャーのくのいちこさんが酷評するのは、NHK連続テレビ小説『おむすび』。1月13日放送回の世帯視聴率が11・4%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)で最低視聴率を更新。14日までの全話平均視聴率は13・7%で、朝ドラ平均視聴率が歴代最低だった『ウェルかめ』が13・5%なので、『おむすび』が記録を塗り替える可能性は大だ。

「謎の展開が多すぎる」

『おむすび』の問題点はツッコミどころが多すぎるストーリーだろう。

「結(橋本環奈)が考えた社食メニューのおかげで彼氏の翔也(佐野勇斗)の野球がうまくいくということもなく、入社してすぐに、翔也はケガをして野球ができなくなりました。恋人を支えるために栄養士になった主人公が、彼氏のツテでコネ入社しただけという謎の展開。そんなことがこのドラマでは多すぎる」(くのいちこさん、以下同)

 ドラマで描かれるべき、登場人物の葛藤や変化、成長が『おむすび』では見えにくい。炊飯器の新商品開発のため、モニター100人を集めないといけないところ、試食会当日に欠員が出て、翔也が野球部員たちに頭を下げてモニターを頼みに行くシーンも、

「自分がいられなくなった野球部に助けを求めることに、申し訳なさや恥ずかしさのような葛藤があるはずですが、そこがあまり描かれていませんでした」

“被災地”との関わり方にも疑問

 15日放送回では、東日本大震災発生から1か月が経過し、産休中の結のもとに栄養専門学校時代の友人であるカスミンこと佳純(平祐奈)が訪れる。

「震災から数日の間が心配や不安が強いのにそこを飛ばすのかと思いました。

 さらに、結が被災地に行くものだと思ってたら、友達が栄養士として支援に行っていて、結はその報告を聞いているだけ。主人公がやるべきことなのでは? 肝心なことを何ひとつ主人公がやらない。結が被災地に行かないのは出産があったからだと思いますが、なぜ震災の前にわざわざ出産する展開にしたのか……

 新たに管理栄養士の西条小百合(藤原紀香)と伝説のギャル(渡辺直美)が新キャラとして加わるが、視聴率回復につながるだろうか。

「V字回復にはならないでしょうね。藤原さんは2話だけで退場を思わせるような展開で、使い捨て感が出ている。小手先でごまかしている感がすごい。新キャラを登場させるのはもういいから、とにかく気になるポイントをなくして、ちゃんとドラマを作ってほしいです

『おむすび』は次にどんなツッコミどころがあるのかと、ある意味期待させる“浅”ドラだ。

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