1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

中居騒動の“トラブル構図”に変化、フジ局員が明かす嫌味と本音「他局だって中居とズブズブ」

週刊女性PRIME / 2025年1月21日 16時0分

中居正広女性トラブル問題で窮地のフジテレビ

 トラブルの構図が明らかに変わってきた。

 タレントの中居正広が女性に対して行った「センシティブな問題」(フジテレビ港広一社長)をめぐり、昨年末の週刊誌報道はまったく無視していた民放各社が、フジテレビ叩きに躍起になっているからだ。

 フジテレビVS他局という対決構図。よってたかって他局が、中居問題=フジテレビの問題と位置づけようと必死で、報道に力を込める。

フジテレビ局員の本音と嫌味

 先日行われた会見があまりにもお粗末で悪評プンプンだったこともあるが、トラブル発生時はまったくスルーしていた問題に、中居本人のコメントきっかけで報じ始め、中居が出演する自局の番組の放送延期や降板を決め、いかにも「手を打っていますよ」という様子を見せつつ、フジテレビの会見の不手際を徹底的に叩き出した他局。

確かにうちの問題ですが、みなさんだって、中居さんとズブズブだったんじゃないの? 高額のブランド品をプレゼントしてもらったり、おいしいものを散々ごちそうになってたんじゃないの? と他局の関係者の方々にはうかがってみたいですね。

 女性問題はないにしても、安定した司会者である中居ブランドをアップデートし続けたのがテレビ局各社。中居さんと中居さんを起用し続けたテレビ局は一蓮托生ですよ」

 フジテレビ局員は、嫌味たっぷりの口調でそう伝える。

 ライバル局の情報番組デスクに、フジ叩きに映る取り上げ方の理由を尋ねると、間髪入れずにひと言、

「数字(視聴率)が取れるんです。新しい情報はまったくなくて、コメンテーターの見立てだけなんですけど引きは強い。成功者が落ちていく物語って、結構みんな好きですからね」

 CMスポンサーも、SNSで反感をもたれないように、次々にフジテレビからCM撤退を決めている。

雪崩を打つように、一挙に右へならえでしたね。50社近くになっています。フジテレビに広告出稿している企業はひと月単位で見ると約150社ですから、その三分の一を失っていることになる。

 CM中止を決めた企業の中には、フジ・メディア・ホールディグスの大株主も入っています。外国のモノ言うファンドがフジに要求を突き付けたことで、事態が動き出した面もありますが、日本のステークホルダーはなぜ最初に声を上げなかったのでしょうね?いくらでも上げることができたのにそれをしないで、今になってCM撤退ですから、あまりにも慎重というか、様子見がすぎるというか」(スポーツ紙放送担当記者)

被害女性のプライバシーを隠れ蓑に隠蔽

 テレビの報道も後手、スポンサーの判断も後手。フジテレビが事態を秘匿したばかりに、高額な和解金を支払うほどのことをやらかした中居は、騒動を起こした2023年6月以降もテレビに出続け、問題発覚までのギャラを結局はスポンサー料から支払い続けていたことになる。

 フジテレビは中居のトラブルを把握していながら出演料を支払っていたのだから、罪深い。

 何も知らされていなかったスポンサーは、不祥事直後までさかのぼって、フジテレビにスポンサー料の返却を求めれば、SNSの喝さいを浴びることは必須だ。

 東京新聞は21日付けの社説でフジテレビ問題を取り上げ、「同社の企業統治はもはや体をなしているとは言えない」とばっさりと切り捨てた。被害女性のプライバシーを隠れ蓑に、事態を隠蔽した幹部に、残された退路は限られる。

 前出・スポーツ紙放送記者は、

「局内で感じる空気感や局員の本音を聞くと、経営陣の総とっかえを希望する声は多いですね。全員の退陣は企業統治の上ではリスクもありますから難しいとしても、トップとそのラインに続く勢力、つまり港社長一派を排除しないと収まらないでしょうね」

 現時点ですでに、令和最大の放送トラブルに発展したフジ・中居問題。誰もが納得する着地点を早く示さないと、膿は悪臭をまき散らし続ける。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください