『27時間テレビ』さんま・中居の“お気に入り女性”発表企画に「寒気がする」引退で永久封印へ

明石家さんま（左）と中居正広

　女性トラブルで9000万円の解決金支払いが明らかになった中居正広の騒動は収まる気配を見せない。1月22日には『中居正広の土曜日な会』（テレビ朝日系）の打ち切りが発表され、地上波のテレビ・ラジオレギュラー番組がすべて消滅した。さらに、23日には中居が芸能界からの引退を発表した。

《寒気がする》

　週刊誌報道に端を発した中居のイメージダウンは決定的なものとなってしまったが、ネット上では過去の名物企画に対し嫌悪感を露わにする声も聞かれる。

《27時間テレビでやってたラブメイトって企画はすごくきしょかったってことでいいですか》
《中居正広が「ラブメイト10」やってたと思うと寒気がする》
《さんまのラブメイトは、ただのおバカ妄想であれば良いが》

「ラブメイト10」はフジテレビの名物番組『FNS27時間テレビ』の深夜枠で放送されていた「さんま・中居の今夜も眠れない」のメインコーナーだった。明石家さんまが、今年気になった女性を芸能人、一般人を含めてランキング形式で発表。場合によっては生放送内で呼びかけ、電話で直接話す場面も見られた。企画内容を放送作家が振り返る。

「『ライブメイト10』はバツイチのさんまさんと、独身の中居さんがボロアパート風の部屋でお酒を飲みながらゆるゆると話す番組です。『どちらかが結婚したらこの企画は終了』のコンセプトも掲げられていました。好みの女性のタイプや所作に関し“エグい”話も飛び出していました」

　もともと、このコーナーはさんまと深夜帯で番組をやりたかった中居の強い要望で実現し、2000年にスタートした。ビートたけしや、2011年に芸能界を引退した島田紳助さん、さんまの“元嫁”である女優の大竹しのぶなど豪華ゲストも話題に。2016年に起こったSMAP解散騒動とも絡んでいたと前出の放送作家が続ける。

「2014年にSMAPが総合司会を務めた回には5人のメンバーがそろって出演しました。しかし、2016年の冒頭に解散騒動が起こります。同年7月の放送に中居さんは出演しますが、わずか3週間後に年内をもってのSMAP解散が明らかに。翌2017年は『さんま・中居の今夜も眠れない』自体が放送されず、さんまさんはラジオ番組で旧ジャニーズ事務所側からコーナー取りやめの要望があったと明らかにしています」

　2017年以降、中居の同コーナーへの出演はない。かつてはバラエティー番組の“バカ話”として成立していた企画であったが、中居の女性問題が発覚し、引退に至った今は笑えないものとなってしまった。さんま・中居の並びは永久封印となってしまいうそうだ。