《出演が多すぎて“見飽きたタレント”ランキング》3位有吉を抑えた1位は「威圧感がある」芸人

写真左から若林正恭（オードリー）、小峠英二（バイきんぐ）、有吉弘行、林修

『2024タレント番組出演本数ランキング』が発表された。1位はハライチ澤部。以下、バナナマン設楽、麒麟川島、林修など、朝やお昼の顔など人気タレントが名を連ねた。これはあくまで番組に“起用”されたランキングであって、“人気・好き”とは異なる。あえて『出演ランキング』の中から、見飽きたタレントをアンケート。本当に好かれているのは？

最も嫌われていないのは世界進出も果たしたコンビ

　'24年12月、調査会社による『2024タレント番組出演本数ランキング』が発表された（関東圏。集計は11月時点まで）。

●1位　澤部佑／ハライチ
●2位　設楽統／バナナマン
●3位　川島明／麒麟
●4位　平子祐希／アルコ＆ピース
●5位　山里亮太／南海キャンディーズ

●5位　林修
●7位　木村昴
●8位　春日俊彰／オードリー
●9位　松尾駿・長田庄平／チョコレートプラネット
●11位　山内健司／かまいたち
●12位　濱家隆一／同
●13位　柴田英嗣／アンタッチャブル
●14位　DAIGO
●15位　岩井勇気／ハライチ
●16位　有吉弘行
●17位　高橋茂雄／サバンナ
●18位　山崎弘也／アンタッチャブル
●19位　ショーゴ／東京ホテイソン
●20位　小峠英二／バイきんぐ

　こちらはあくまで番組に起用された本数順であり、人気もしくは好かれているという指標とイコールにはならないだろう。逆に出まくっていることから、“見飽きた”もしくは“嫌い”という人もいるのでは……。

　というわけで全国の男女1000人を対象に、あえて出演本数ランキングから、見飽きたり、嫌いだというタレントを選ぶアンケートを実施。めちゃくちゃテレビに出てるけど、ちょっと……なタレント1位は？

　まず最下位、このランキングでは“もっとも嫌われていない”結果になったのは、チョコプラの2人。

「あんまり面白いイメージがないから」（21歳・女性）

　など、好みの笑いではないという意見が少数集まっただけの結果となった。

　以降のランキングは以下のとおり。

朝の顔に「したたかさを感じる」の声も

■18位　高橋茂雄／サバンナ

「しゃべり方がねちっこい」（45歳・男性）
「コメントが毎回薄っぺらいから」（27歳・男性）

■17位　春日俊彰／オードリー

「偉そう」（43歳・女性）
「態度が大きい」（60歳・男性）
　露出が多いと“キャラ”も認められない？

■15位　岩井勇気／ハライチ

「付き合った年数や奥さんの年齢を考えるとあまり好感が持てない」（28歳・女性）

■15位　柴田英嗣／アンタッチャブル

「女性関係にだらしないから嫌い」（41歳・女性）

　同率15位の2人は、順位的には嫌われていないほうだが、ほぼすべてが女性票……。

■14位　山崎弘也／アンタッチャブル

「うるさい」（51歳・男性）
「うるさすぎる。同じネタをこすりすぎる傾向が強いので飽きる」（38歳・男性）

■13位　濱家隆一／かまいたち

「なんとなく」（33歳・女性）
「なんか怖い」（27歳・女性）
「ナルシストさを感じるから」（39歳・男性）

　ちなみに濱家はもっとも「なんとなく」という、理由になっていない理由を集めた。

■12位　川島明／麒麟

「何でも器用にこなしていて発言の言葉に計算高さやしたたかさを感じるから」（34歳・女性）

■11位　木村昴

「できれば本業に専念してもらいたいから」（38歳・女性）
「声優は映像に極力出てほしくない」（41歳・男性）

■10位　DAIGO

「自分を上級国民と思って話しているから」（28歳・女性）
「格付けチェックでポンコツだから」（21歳・男性）

　今年も年始から活躍。『格付け』での“映す価値ナシ”は2年連続のこと……。

2位に選ばれたのはテレビ出演は多いのに「知名度がない」

■9位　山内健司／かまいたち

「人をバカにするところが嫌だ」（32歳・女性）
「テレビでの態度があまり好きではない」（39歳・男性）

■8位　平子祐希／アルコ＆ピース

「冷たいイメージ」（25歳・女性）
「少しクールぶってるようなイメージがあり、親しみやすさがないからです」（35歳・女性）

　奥様への愛や惚気をあれだけ語ってもまだ……。

■7位　設楽統／バナナマン

「下品なネタはあまり好きではありません」（31歳・女性）
「理屈っぽいから」（32歳・女性）

■6位　山里亮太／南海キャンディーズ

「偉そうな態度が嫌い」（44歳・女性）
「ヘアスタイルが気に入らない」（55歳・男性）

　お笑いで評価を高め、MCに進出した2人は、「しいて言えば……」で選んだ人が多数。

■5位　澤部佑／ハライチ

「笑顔がうさんくさい」（35歳・女性）
「見たテレビにだいたいメインやゲストで出ていたから」（28歳・女性）
「無駄にベテラン感が出てきた」（36歳・男性）

　'24年でもっともテレビに出た男はこちらでも上位に。

■4位　林修

「もう飽きた」（34歳・女性）
「予備校の講師なのに」（55歳・男性）
「鼻につく言動があるから」（43歳・男性）

■3位　有吉弘行

「態度が大きく、ご意見番気取りのお気持ち表明も不愉快だから」（42歳・男性）
「『有吉の壁』とかいう番組が嫌い。壁として立ちはだかるような大物じゃないでしょ、と思う」（38歳・女性）
「広島出身なのに広島愛がない」（55歳・男性）

　郷土愛（のなさ）が理由にあがるのはもはや大御所の証しといえる？

■2位　ショーゴ／東京ホテイソン

「知名度がないから」（28歳・男性）
「よく知らないから」（45歳・女性）

　それでは本ランキング、“テレビに出まくっているけど、ちょっと……”なタレント第1位は……。

■1位　小峠英二／バイきんぐ

「威圧感がある」（59歳・男性）
「なんか怒ってるから」（24歳・男性）
「大声を上げる芸風があまり好きではない」（52歳・女性）

「なんて日だ!」で脚光を浴び、番組でもキレ芸を見せるが、それをストレートに受け取る人も多々という結果に。

　テレビで大活躍だった面々。今年の彼らの活躍、そしてそれに対する視聴者の印象は、はたして……。