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多部未華子が4月期ドラマで「育児に悩む専業主婦」役の新境地、自身も悩んだ“妊娠とキャリア”

週刊女性PRIME / 2025年1月29日 7時0分

多部未華子

 1月に放送された新春SPドラマ『スロウトレイン』(TBS系)に出演した多部未華子。職を転々としつつ、突然の韓国行きを宣言する30代女性の役を演じた。

「多部さんといえば、2019年、30歳の節目の年に、写真家の熊田貴樹さんと結婚。2021年には第1子を出産しました。順風満帆のように見えますが、20代後半のころは結婚願望を持つ一方、仕事への影響を心配していました」(芸能プロ関係者、以下同)

 そんなとき、彼女がたびたび思い出していたのはニューヨークでの出来事だという。

「多部さんは27歳のとき、3か月ほどニューヨークにショートステイしていたそうです。現地の人は、年齢にとらわれず、子どもやパートナーの有無は関係ない。自分がやりたいことをやるというマインドの人が多く、刺激を受けたんだとか。このニューヨークでの経験が結婚までの支えになったようですよ」

 “自分らしさ”を大切にする多部だが、春からは“新しい試み”が控えている。

4月クールのTBS系で放送される火曜ドラマで主演することが決まっています。原作は朱野帰子さんの小説『対岸の家事』。多部さんは家族のために“家事をすること”を仕事に選んだものの、昼間は娘と2人きりで、孤独に苛まれる専業主婦を演じます。他のキャストには江口のりこさんなどが出演する予定です」(テレビ局関係者)

 女性の妊娠には“人生の選択”がついてまわることも。

「多部さんは妊娠を望んでいたころ、大事をとって、とある仕事のオファーを断ったことがあるそうです。実はそれが、一緒に仕事をしたいと自分が熱望していた相手からのオファーだったんです。だからこそ相当悩んだものの“キャリアを手放すことになっても自分が望むものを優先しよう”と、仕事よりも妊活を選んだんだとか」(前出・芸能プロ関係者、以下同)

「育児に悩み」主人公に通じる部分

 初めての出産後は、育児に奮闘。テレビ番組では育児の悩みを吐露していた。

多部さんは自身を不器用だと公言しており、実際に育児にかなりの時間をとられているようです。また、将来への不安から考えすぎて落ち込んでしまうことも。そういった点が春クールで演じる主人公に通ずる部分があるのでしょう」

 前出のテレビ局関係者は、多部がキャスティングされた理由を、このように語る。

「多部さんはこれまで、独身の若者というイメージが強く、自然とそういった役柄を演じる機会が多かったのですが、出産後から少しずつ既婚女性の役が増え始め、今回初めて主婦役を演じることに。プライベートで結婚、出産を経験した彼女だからこそ、演じる上で説得力が増すことでしょう。キャスティング側もそういった面を期待してオファーしたのだと思います」

 多部の“新境地”挑戦は、どう評価されるのか。

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