「フジテレビを変えるために」自ら立ち上げた労働組合から退陣要求、日枝久代表の“皮肉”
週刊女性PRIME / 2025年1月30日 12時40分
1月27日に行われたフジテレビの再会見は、10時間半の長丁場に渡った。
23日に芸能界引退を表明した中居正広の女性トラブルへの関与が取り沙汰されているフジテレビは、17日に会見を行うも、参加者や撮影を制限し批判が殺到。質問数を無制限としたオープンな形の再会見は異例の長時間となった。
参加した記者たちからの質問では、この場にフジサンケイグループの日枝久代表が出席すべきとの批判が相次いだ。日枝代表はテレビ局ほかマスコミの直撃にも沈黙を守ったままだ。
1月1日に放送された『新春!爆笑ヒットパレード』(フジテレビ系)では、爆笑問題の太田光から「日枝出てこい!」ともイジられているが、この問題に注目する多くの人の本音でもあろう。
自ら立ち上げた労働組合から受ける追及
ネット上では往年の日枝代表のかつてのバラエティー番組での“活躍”に注目する声も聞かれる。
《日枝が水被れば、たけしも一緒に被ってくれるよ》
《日枝会長、再び懺悔なさい!水をかぶれ!》
《日枝さーん!ビートたけしと明石家さんまを伴って出ておいで》
日枝代表の“水かぶり”事件を放送作家が振り返る。
「1980年代にビートたけしさんや明石家さんまさんらが出演していた人気バラエティー番組『オレたちひょうきん族』のコーナー『ひょうきん懺悔室』に当時編成局長だった日枝氏が引っ張り出され『プロ野球中継で番組中止が多い』とクレームを付けられます。このコーナーは反省の弁を述べ神様が×を見せると水、◯なら紙吹雪が舞う流れ。日枝氏は思い切り水をかぶりました」
当時、日枝代表は40代の若さで編成局長に就任していた。編成局は番組の内容や放送される時間帯を決める部署であり、テレビ局の中で絶大な権限を持つ。1980年代にフジテレビが打ち出した路線にも、日枝代表が深く関わっていると前出の放送作家が続ける。
「フジテレビは1980年代に『楽しくなければテレビじゃない』をコンセプトに掲げ、バラエティー番組のほか、実験的な深夜番組などを多く放送してきました。この路線が成功し、フジテレビは民放で視聴率首位に上り詰めます。さらに日枝氏は1988年に社長に就任すると、創業者一族を経営から追放する辣腕をふるっています。
また、フジテレビの労働組合は日枝氏の会見への出席を要求していたとされますが、そもそも日枝氏はフジテレビの労働組合を立ち上げた人。過去のインタビューで、その背景にあったのは当時のフジテレビの『女子25歳定年制』だといい、《こういう会社を変えるためには組合がなければダメだと思い、組合活動をして、結果、書記長になってしまいました》と語っていました。皮肉にも自分の立ち上げた組合から責任を追及される形となった日枝氏は、いったい何を思うのでしょうか」
29日には『東スポ』から、フジテレビの労働組合は“ストライキも辞さない”構えであると報じられた。日枝氏の今後はいかに……。
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