NHK林田理沙アナ、朝ドラ『あんぱん』語りに抜擢で注目の『ブラタモリ』出世神話

NHKのの林田理沙アナウンサー

　3月31日からスタートする2025年度前期の朝ドラ『あんぱん』（NHK）の語りを、同局の林田理沙アナウンサーが務めることが発表された。『あんぱん』はアンパンマンの生みの親・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルにした「愛と勇気の物語」で、主演を今田美桜が務める。

「必ず出世する」番組

「林田アナはこれまで山田孝之さんが出演するEテレの『植物に学ぶ生存戦略』や、星野源さんの『星野源のおんがくこうろん』など、ちょっとコアな番組でも活躍されてきました。現在はニュース番組『サタデーウオッチ9』でキャスターを務めています。今回は朝ドラの語りに抜擢されましたが、過去にも特集ドラマ『倫敦ノ山本五十六』や大河ドラマ『青天を衝け』紀行の語りを担当しているので、それらの実績が評価された形でしょう」（テレビ誌ライター）

　林田アナといえば、2024年に『NEWSポストセブン』で報じられた“ネカフェで寝泊まり”報道が記憶に新しいが、そんな中でも着々とキャリアを積み重ねてきた彼女の努力が実を結んだのだろう。さらに、林田アナが朝ドラの語りを務めることで注目されているのが同局の番組『ブラタモリ』だ。

　2018年4月から約2年間、林田アナは5代目アシスタントとして『ブラタモリ』に出演していたのだが、この経歴に

《ブラタモリ出身のアナウンサーは必ず出世するイメージ》

《ブラタモリの力はすごいな……》

《またブラタモリから上に行くアナウンサーが出たぞ》

　など、驚く声があがっている。

軒並み出世の事実

「ブラタモリ出身のアナウンサーで、NHKの看板番組に抜擢される人が多いのは事実です。2022年2月にNHKが発表した『春の大改編』で看板番組の顔ぶれが大きく入れ替わりましたが、そのときに中心人物となったアナウンサーは林田アナを含めて4人がブラタモリ出身。林田アナ以外のメンバーは、『クローズアップ現代』の単独キャスターとなった桑子真帆アナ、『おはよう日本』に抜擢された首藤奈知子アナ、そして『ファミリーヒストリー』司会の浅野里香アナです」（制作会社関係者）

　ほかにも、『ブラタモリ』4代目アシスタントを務めた近江友里恵アナは、番組卒業後に『あさイチ』のメインMCに就任。いわゆる“出世コース”に乗ったブラタモリ出身アナウンサーは多い。ちなみに、『ブラタモリ』で一番長くアシスタントを務めたのは初代の久保田祐佳アナ。彼女はパイロット版から第3シリーズまで約4年にわたって担当していた。

　期待の新人を採用するから出世するのか、『ブラタモリ』で学んだことで出世するのか――。2025年4月から放送復活予定の『ブラタモリ』には、11月の特番でアシスタントを務めた佐藤茉那アナウンサーが抜擢されるのではという声も囁かれている。もしそうなれば、佐藤アナも将来大出世することになるのかも!?