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「知りたかった情報が書いてない」元フジ渡邊渚アナのエッセー本に渦巻く“絶賛と疑問”

週刊女性PRIME / 2025年1月31日 6時0分

元フジテレビアナウンサーの渡邊渚

 元フジテレビアナウンサーで、現在はフリーで活動している渡邊渚。フジテレビ退社後にPTSDを患っていたことなどを明かしており、大きな注目を集めている。そんな中、1月29日にはフォトエッセー『透明を満たす』を発売。壮絶な闘病経験についてもつづられている同作は、Amazonのタレント本ランキングで1位を獲得するなど好調な売れ行きを見せている。

「死んだ方が楽だった」

 渡邊本人による《渡邊渚を知っている人はもちろん、生きづらさを感じている人や病と闘っている人、それを支える周囲の人、同世代の将来に悩む女性など、様々な人たちに届いて欲しいと思って制作しています》とのコメントのとおり、実際に読んだ人からは感銘の声が殺到。

《過去に似たような経験をしているのですごく共感しました》

《渡邊さんの不屈の意思を感じる。自分もものすごく勇気づけられました!》

 と、絶賛の意見が相次いでいる。

「渡邊さんは、フジテレビアナウンサー時代に同局の看板番組『めざましテレビ』や『ワイドナショー』に出演するなど人気を集めたアナウンサーです。しかし、2023年7月に体調不良で療養に入ったことが発表され、その後、病名が明かされないまま退社。昨年の10月にはインスタグラムでPTSDについて告白し、《当たり前にできていたことができなくなって》《“死んだ方が楽だった”“なぜ生きなければいけないのか”をずっと考えて》など、かなりつらい日々を過ごしたことを明かしています」(芸能ライター)

 その後は『週刊ポスト』や『週刊プレイボーイ』でグラビアを披露するなど、精力的に活動を続けてきた渡邊。しかし、これらの活動には《PTSDの状態でグラビアなんてできるのか?》と疑問の声もつきまとっていた。

“当事者”の声

 実際、今回のフォトエッセーに寄せられたのも“絶賛”の声だけではないようで、

《PTSD当事者ですが、どうしたらこんなに早く元気になって、表舞台で発信しようと思えるのか疑問です》

《自己ブランディングや自己顕示欲のためのエッセーでしかないと感じました》

《知りたかった情報も書いてないし、ただの目立ちたがり屋の文章としか思えない》

 など厳しい意見もあがってしまった。

「PTSDを告白したインスタグラムの投稿では、専門的な治療が終わり《やっと日常生活に不安がなくなって、笑顔で過ごせるようになりました》ともつづられていました。《PTSDの人がこんな活動できる?》との声もありますが、渡邊さんはPTSDのピーク状態でグラビアやフォトエッセーの出版をおこなっていたわけではないと思われます。1月17日の投稿でも、《私は病気になるずっと前からグラビアページに出ていたので、こうして写真を撮られることに抵抗感がありません》とも語っていました」(前出・芸能ライター)

 古巣であるフジテレビが困難な状態に直面している中での活動は、どうしても注目を集めてしまいがち。賛否が集まる状況ではあるが、心身をいたわりながら活動していってほしい。

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