2時間も遊んでいいの? 浪人生だった父が考えた「ストレス最小で1日8時間半勉強するスケジュール」に反響

Jタウンネット / 2020年8月5日 18時11分

遊びながら8時間半勉強できるぞ!(画像は岸辺浪伴は受からない(@Jum_Rohan

8月に突入し、夏感が増す今日この頃。

お盆休みや夏休みを迎える人も多いのではないだろうか。1年の中でも羽を伸ばしやすい時期である。

ところが世間がバカンス気分(今年はそうとも言いづらいが...)でも、弛みない日々を過ごしている人達がいる。それは受験生だ。

受験生の皆さんにお聞きしたいのだが、1日にどれくらい勉強をしているだろうか。

1日○時間勉強する、と決めていてもなかなか思い通りにならず、

「最近勉強のやる気がでないんだよね...」「どうやったら長時間勉強できるんだろう」

という悩みや疑問を抱えている人もいるかもしれない、そんな方は、こちらのスケジュール表を参考にしてみてはいかがだろうか。


この表は、大学受験生(1浪)でツイッターユーザーの「岸辺浪伴は受からない」さんが2020年7月26日に投稿したもの。

表の一番上に、「予定」と「開始時間」「経過時間」とある通り、どの行動を、何時から、何時間行うかが指定されている。

例えば、「予定」すぐ下に書かれた「暗記モノ」は朝5時から、2時間行う予定。黄色で塗られたところが勉強する時間帯のようだ。

注目すべきは、14時から予定されている「遊び」と「マラソン」ではないだろうか。それぞれ緑と赤色でマーカーが引かれ、時間を合わせると2時間半。

おいおい、受験生が遊んでいいのか...、と思った人もいるかもしれない。だが投稿者は、このスケジュール表について、

「浪人経験のある父親が提案した、『最もストレスがかからず8時間半1日に勉強するスケジュール』らしい。朝早く起きて午前に大体の勉強を済ませ、午後は夕方に走ってストレス飛ばす。
夏季期間病みがちで勉強てつけられない人は割と参考になりそう」

とつぶやいている。そう、このスケジュール表通りに勉強すれば、遊びを諦めることなく、1日8時間半もの勉強時間を確保することができるというのだ。

ツイッターではこの投稿に対して、

「めちゃくちゃいいお父さんやん...」
「参考になりますありがとうございます!」
「朝に勉強時間確保すると午後勉強しているときも気が楽でいいですねそのスケジュール」

といった反応が寄せられている。

偏差値30台だった父は同志社大学へ...!

2020年8月3日、Jタウンネットは投稿者の「岸辺浪伴は受からない」さんに話を聞いてみた。

彼は現在、慶応義塾大学を目指して浪人中だという。

「このスケジュールは僕の浪人生活が中盤に差し掛かり、やる気が出なくなってき始めた事を見かねて、父親が提案したものです」(岸辺浪伴は受からないさん、以下同)

なんて子供思いの父親だろう。とはいえ、スケジュールをよく見ると、5時起きで23時に就寝と、かなりハードではある。

午前中に、おおかたの勉強を済ませるという方法は、浪人経験があるという父親の実体験に基づいたものなのだろうか。投稿者に聞いてみると、

「はい。これは父親が実際浪人していた時に行ってたスケジュールだそうです。
父親は進学校の出身ではなく、高校3年間勉強した経験が無かったので、いわゆる偏差値30台のゼロからのスタートだったのですが、このスケジュールで父親は一年の勉強で同志社大学に合格しました」

とのこと。スケジュール通りに過ごした結果は吉と出たようだ。

なぜ遊びにマラソンがあるの?

このスケジュールによると、1日8時間半の勉強時間は、5つに分けられ、それぞれの間には休息や食事など、勉強以外の行動が挟まれている。

中でも筆者が気になったのは、あさイチで暗記モノ、午後に運動といった配置。これには何か理由があるのだろうか。

彼を通じて父親に話を聞いてもらった。

朝に暗記モノの理由
朝に暗記モノの理由

まずは、寝起きに暗記モノをする理由について、こう述べた。

「『朝起きたての眠たい時間は雑念が入らず単純作業に集中できるから』だそうです。数学などの演習系は朝だと逆に手がつかないことがありますが、暗記系は朝にやるのが適切です。英単語などは、受験生は毎日やらないといけない物なので、そういったものを朝済ませることでその後の精神負荷を軽減するといった効果もあります」

集中して暗記した後に、シャワーや朝食。その後、予備校や自宅で3時間半の勉強に取り掛かる。

ここまでが午前中の勉強時間だ。この時点ですでに5時間半が経過している。

食後は睡眠などの休憩をはさむ
食後は睡眠などの休憩をはさむ

12時になったら昼食。そして食後、ちょっとした工夫をはさむと勉強しやすくなるという。

「基本食後は眠たくなるので、食後すぐ勉強にとりかかっても集中できないことが多く、きっぱり食後1時間は睡眠なり休憩を取ると良いらしいです」

遊びにマラソン...。なんだか受験生とは思えない?スケジュール
遊びにマラソン...。なんだか受験生とは思えない?スケジュール

食後の休憩を終えたらまた1時間勉強し、そして14時からは「遊び」に「マラソン」。いったい、どういうことなのか。

「午後に遊び+マラソン+仮眠とすることで、運動から離れがちな浪人生活の運動不足を解消しつつ、勉強から溜まったストレスを汗腺から全て抜き出すくらいの気持ちでダッシュする事で精神的に病むことへの対策にもしていたそうです。午後である理由は単純に午前やると午後にその疲れを持っていくことになるからという事らしいです」

とのこと。その後の仮眠は、マラソンの疲れを程よくとるために効果的だそうだ。

ところで、父親が提案したスケジュールを、彼は実践しているのだろうか。

「完全にこのスケジュール通りに生活しているわけではないですが、5時起きの暗記モノ、食後休憩などを取り入れ、このスケジュールより勉強時間を2時間程度増やして1日10時間は必ず勉強できるようにしています。
父はマラソンが得意だったので続けられたのかもしれませんが、僕は長距離が苦手なのであまり続けられてはいません笑」

なんと、1日10時間勉強しているそうだ。そんな彼に、現在(8月3日時点)の調子を聞いてみると、

「現在はこういった程よくストイックな受験勉強を続ける事で、やる気をなくした時期よりかは精神的に楽に受験勉強が出来ています」

と述べた。

投稿に「参考になる」といった声が多く寄せられていたことについて感想を聞くと、

「ツイッターでこうした反響があったことも、父親の提案が多くの人に通ずる所があったのだと知り嬉しかったです。長く辛い受験勉強なので、この反響が誰かの役に立てれば幸いです」

と答えた。

1浪目をゲームセンターで過ごしていた筆者に、このスケジュールを渡したいと思ってしまった。

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