ロバのモモちゃん、カラスたちに毟られて「薄毛」に →動物園が用意した超画期的な解決方法がこちら
Jタウンネット / 2024年4月3日 20時17分
山梨県にある「甲府市遊亀公園附属動物園」(リニューアル工事のため2022年から休園中)で飼育されているロバのモモちゃん(メス 16歳)にはある悩みがあった。
それは、薄毛である。繁殖シーズン時のカラスが巣作りの材料にするため、モモちゃんの毛をむしっていってしまい、薄くなってしまっているのだという。
カラスたちに悪気はないとはいえ、ちょっとかわいそう......。
2024年3月25日、そんなモモちゃんの状況を見かねて、同園の公式Xがこんなポストを投稿した。
「カラスにむしられて、毛が薄くなってしまったモモちゃん
そこで担当者が用意したのは...
ブラッシングでとれたポニーたちのフカフカの冬毛
こちらご自由にお持ちください!」
モモちゃんの毛の代わりに、ポニーたちの抜け毛を提供するとのこと。
モモちゃんだけでなく、カラスたちも嬉しい......そんな超平和な解決方法を提案したのだ。
カラスたちの反応は......?
果たして、カラスたちにはご納得いただけたのか。そして、モモちゃんの薄毛は改善されたのか。
Jタウンネット記者は27日、甲府市遊亀公園附属動物園に話を聞いた。
取材に応じた広報担当者によれば、この画期的アイデアが誕生したのは、ちょうどカラスがモモちゃんの毛を毟っていたときのこと。同じタイミングでポニーのブラッシングをしていた飼育担当者が「このポニーの冬毛を使ってもらえばいいのでは」と思いついたそうだ。
ポニーの冬毛は、カラスたちにも大人気。ではモモちゃんの被害はどうなっているかというと......。
「今までよりは、毟られる頻度は減っているようです」(甲府市遊亀公園附属動物園 広報担当者)
普段は捨てている冬毛を活用することで、モモちゃんの毛皮も守られるし、カラスたちも巣作りができる。みんながハッピーになれる取り組みとなっているようだ。
しかし、ポニーたちの毛がカゴに入っていないと、いまだにモモちゃんの毛をむしってしまうこともあるそう。
モモちゃん自身は、カラスたちに毛を毟られてしまうことに対し、そこまで嫌がってはいないとのことだが、広報担当者は「これ以上毛が薄くならないと良いと思います」とコメントした。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
動物園の苦肉の策で登場させた「パンダ犬」が評判に―中国メディア
Record China / 2024年5月5日 18時0分
-
アマミトゲネズミをお披露目 埼玉県こども動物自然公園 埼玉動物園だより
産経ニュース / 2024年5月4日 11時50分
-
飼育員への質問「食べても食べても太らない動物っていますか?」 →動物園からの「回答」がユニークすぎて話題に
Jタウンネット / 2024年5月1日 11時0分
-
「薄毛ちゃんに朗報です!」「これで100円はバグだよね!?」 セリア“秘密のヘアピン”を付けた1歳赤ちゃん、大喜びのしぐさにキュンとする
ねとらぼ / 2024年4月23日 7時0分
-
伊豆シャボテン動物公園で「ミナミコアリクイ」の赤ちゃんが2年ぶりに誕生!
PR TIMES / 2024年4月18日 18時45分
ランキング
-
1「スナップえんどう」の筋取りが、お家にあるアレを使うだけで簡単キレイに!驚きのアイデアに「目からウロコ」「見ていて気持ち良いー!」
まいどなニュース / 2024年5月6日 15時45分
-
2親を扶養に入れるメリット・デメリットを確認してみよう
マイナビニュース / 2024年5月7日 11時2分
-
3死者をデジタルで復活させる「故人AI」が海外で急速に普及 「悲しみに暮れる人の社会復帰を妨げる」という懸念も
NEWSポストセブン / 2024年5月7日 7時15分
-
4やよい軒で「わかってる」人が頼んでるメニュー。「神」「最強」の声も...。《編集部レビュー》
東京バーゲンマニア / 2024年5月6日 17時0分
-
5枯れたミントを畑に捨てたら…3年後に「地獄絵図」、 繁殖力に地主も後悔「土の総入れ替えしかない」
まいどなニュース / 2024年5月3日 7時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください