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真夏のお散歩は「こういうこと?」 動物病院で掲示されてる「ホットドッグ警報」が衝撃的

Jタウンネット / 2024年6月12日 6時0分

真夏のお散歩は「こういうこと?」 動物病院で掲示されてる「ホットドッグ警報」が衝撃的

犬を飼っていると欠かせないのが、日々のお散歩だ。

しかし、段々と暑くなってくるこれからの時期。楽しいはずのお散歩が、犬にとっては「地獄の時間」になってしまうことも......。

そんなことを飼い主に気付かせるポスターが今、全国の動物病院などに掲示されているようだ。

愛犬が「ホットドッグ」になっちゃうかも...?(画像は日本動物愛護協会提供)

それが、公益財団法人「日本動物愛護協会」が配布しているこちらのポスターだ。

「真夏のホットドッグ警報!!」

と題されたポスターには、熱いホットプレートの上に立つ1匹のワンコのイラストが。

背景には燃え盛る火も描かれていて、非常に熱そう。もうやめて! とワンコを抱き上げたくなってしまう。

でも、「こういうこと」かもしれないのだ。真夏の、激アツになったアスファルトの上を散歩させるということは......。

思わずハッとさせられるデザインに、X上では目撃者たちからこんな声が寄せられている。

「今日動物病院に来たらこんないいポスター見っけた」
「確かに真夏のお散歩はホットプレート上歩行よね」
「このくらいの熱さで命に関わることなんだよってわかりやすいですね?」

このポスター、一体どういう経緯で掲示されることになったのだろうか。Jタウンネット記者は11日、日本動物愛護協会に話を聞いた。

以前とは比べものにならない暑さ

取材に応じた事務局長の廣瀬章宏さんによると、ポスターは2024年4月から、全国の動物病院約1万件に配布しているものだ。

日本動物愛護協会では、以前から公式サイト上などで犬や猫の熱中症予防の周知に取り組んできた。

しかし、それでもまだまだ炎天の中で散歩をさせている飼い主を見かけるという。

夏のお散歩にご用心(写真はPhotoAC)

そこで同協会は、インパクトのあるポスターを動物病院に貼ってもらうことで、更なる注意喚起を行おうと考えた。

「近年の気温、湿度は以前とは比べ物にならないくらい高くなっています。少しインパクトのあるポスターですが、熱中症で命を落としたり苦しんだりする犬や猫を0にすることを目的に配布しています」(廣瀬)

では、暑い時期のお散歩をする際には、具体的にどんな対策を講じればいいのだろうか。

飼い主が熱中症への理解を深めることが大事

散歩をする際はまず飼い主がアスファルトに触れてみて熱くなっていないか確認するのが良い、と廣瀬さんは話す。

さらに、「そもそもお散歩の時間を早朝か夕方、夜間といった比較的涼しい時間帯にする」、「こまめな水分補給を心がける」、「歩くコースを芝生や土の上にする」などの工夫もして欲しいとのこと。

そして、少しでも異変を感じた場合はすぐに動物病院で診てもらうことも大切だ。

画像は再掲

「たくさんの動物病院にポスターを掲示していただいており感謝いたします。
飼い主さんそれぞれが熱中症について理解し、家族として暮らしている動物たちの命を守ってほしいと思います」(廣瀬さん)

なお、日本動物愛護協会公式サイトでは、犬猫の熱中症について詳しく解説している。

大切な「家族」を守るために、ポスターとあわせてそちらもチェックし、改めて理解を深めておこう。

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