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〝ドラゴン〟そっくり早明浦ダムが辰年限定カードになった 龍周縁のスポット巡るスタンプラリーでゲットせよ

Jタウンネット / 2024年7月7日 9時0分

画像提供:国土交通省 吉野川ダム統合管理事務所

10年ほど前の話だが、「四国にマジでドラゴンいた」という呟きと共に1枚の画像が投稿され、SNS上で大きな話題になったことがあった。

投稿された写真は飛行機から撮影したもので、写っていたのは高知県に位置する「早明浦(さめうら)ダム」である。

このダムは"ドラゴンダム"として一躍有名になり、そして――2024年、特別なカードになっていた。

画像提供:国土交通省 吉野川ダム統合管理事務所

それがこちら、辰年記念のダムカードである。

空の上から見た早明浦ダムは、まさに天空を泳ぐ龍神、ドラゴンそのもの。右上のイラストそっくりだ。

この早明浦ダム・辰年記念カードは、どういった経緯で、作成されることになったのだろう? Jタウンネット記者は、国土交通省・吉野川ダム統合管理事務所に詳しい話を聞いてみた。

「辰年記念カード」と、スタンプラリー

国土交通省 吉野川ダム統合管理事務所の担当者によると、早明浦ダム・辰年記念カード作成のきっかけになったのは、やはりSNSで話題になったことだった。ダムカード裏面の情報には、次のように記されている。

「『四国にマジでドラゴンいた!!』として、落語家・漫画家の雷門獅篭(かみなりもん しかご)さんが飛行機から撮影したTwitter投稿画像がweb上で大きな話題となりました。 写真提供:雷門獅篭氏」

画像提供:国土交通省 吉野川ダム統合管理事務所

実は「龍」に見える湖の写真は、龍のしっぽの方にある大川村の「村のえき」限定のダムカードとして以前から配布されていた。

吉野川ダム統合管理事務所のX公式アカウントがそれについて投稿した際、ユーザーから「(干支にちなんで)イベントとしたらいいのにね」という反応があったという。

そこで24年、大川村と協働し、干支(辰年)にちなんだ限定カードを作成することとなった。

配布は地域の活性化につなげるため、スタンプラリー方式に。本山町の「モンベル アウトドアヴィレッジ本山」、土佐町の「道の駅 土佐さめうら」「さめうらレイクタウン周辺」、大川村の「自然王国 白滝の里」、「村のえき(結いの里)」の5か所のうち4か所でスタンプを集めると、白滝の里・村のえきのいずれかでカードをゲットできる。

画像提供:国土交通省 吉野川ダム統合管理事務所

4月1日より配布開始され、反響は大きいようだ。

「5月末時点で約250人の方がスタンプラリーに参加いただいています。配布場所の大川村の『村の駅』や『白滝の里』では、来訪者が1割増えたと聞いています。四国だけでなく、兵庫県など本州から来ていただく方もいらっしゃいました」(国土交通省 吉野川ダム統合管理事務所担当者)

画像提供:国土交通省 吉野川ダム統合管理事務所

「早明浦ダム周辺の嶺北地域は美しい自然の風景や、その自然に育まれたグルメなど、魅力あふれる見どころがたくさんあります。
今回のスタンプラリーを通して、嶺北地域に足を運んでいただき、楽しむための『きっかけ』になれば。それが、嶺北地域の『にぎわい』につながれば幸いです。
ぜひ嶺北地域にお越しください!」(同担当者)

「辰年記念カード」は数量限定で、なくなり次第、配布終了するという。

夏休み期間中には参加者が増えそうだが......急いだほうが良いのだろうか? 担当者に尋ねると、「夏休み期間中は今のところ、大丈夫です」とのこと。

というわけで、夏休みの旅行はドラゴンに会いに行ってみてはいかが?

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