じゃんけん「グリコ」でグーが〝最強の一手〟に とある学生の革新的アイデアに8.3万人感心

「グリコ」という遊びを知っているだろうか。

複数人でじゃんけんをし、グーで勝った人は「グリコ」、パーなら「パイナップル」、チョキなら「チョコレート」の文字数分だけ階段を上り、最初にゴールに到達した人が勝ちという遊びだ。

勝っても3歩しか進めないし、負けたら相手が6歩も進んでしまうグーは、ハイリスクローリターンな手のように思える。

しかし......グーの立場を一気に高めるルールを編み出した人が、X上で注目を集めている。

こちらが、関東在住の学生である投稿者が2024年7月8日に投稿したシン・グリコのルールである。

先述したように、もちろんパーはパイナップル、チョキはチョコレートなのだが、グーは......。

「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」

なっが！　グーのワードだけなっが！　これで勝ったら27歩も進めるじゃん！　負け続けでも一発逆転できるかもじゃん！　いやでも、ゲーム名の「グリコ」、どこに行った？

いろんな考えで頭がいっぱいになってしまうアイデアは、いかに生み出されたのか？　Jタウンネット記者は9日、投稿者本人に話を聞いた。

遊びの名前が変わってしまう

投稿者によると、発想のきっかけは同級生がグリコをやっている所を見かけたことだった。

そこで「最近知ったイギリスの正式名称を使えば強いのではないか？」と思いついたという。

「よくよく考えたらとてもしょうもないなって思いました」

そう振り返る投稿者だが、シン・グリコにはX上で8万3000件以上のいいね（10日夕時点）のほか、こんな声が寄せられている。

「これなら絶対勝てそう」
「この遊びの名前が『グリコ』ではなく『グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国』になってしまう」
「今度友人とやる時使いますね！」

こうした反響に対し、投稿者は「正直ここまで伸びるとは思いませんでした」と驚きつつ、

「今後グリコをやる時はこれを使って友達を泣かしてみて欲しいです」

とコメントした。