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セコマの夏の定番〝冷たいカップ麺〟は北海道ドライブにもピッタリ 激安158円ならではの楽しみ方も

Jタウンネット / 2024年8月18日 19時0分

セコマの夏の定番〝冷たいカップ麺〟は北海道ドライブにもピッタリ 激安158円ならではの楽しみ方も

マニアと味わう「ご当地カップ麺」の世界

第百三十九回 セイコーマート「冷たいラーメンカップ(醤油)」と「冷たいカップそば」

文・写真:オサーン

カップ麺ブロガーのオサーンです。

「ご当地カップ麺」連載の第百三十九回目となる今回は、北海道のコンビニ「セイコーマート」の「冷たいラーメンカップ(醤油)」と「冷たいカップそば」をレビューします。

セイコーマートの夏限定メニューとして長く愛されている名物商品のひとつ。手軽に食べられる量と価格が魅力の逸品です。

「冷たいラーメンカップ(醤油)」と「冷たいカップそば」

セイコーマート夏の名物「冷たいカップ」

北海道民に愛されるコンビニ「セイコーマート」には多くの名物商品があります。今回レビューする「冷たいカップ」も10年以上の間、毎年夏に登場している夏の定番商品です。

2024年は「冷たいラーメンカップ(醤油)」と「冷たいカップそば」の2品。

年によっては「うどん」だったり「鶏塩ラーメン」が出ていたりすることもありました。

驚きの税別158円!

この商品が長らく北海道民に愛される理由のひとつが、安価な価格設定です。

なんと税別158円! これでも世の中の流れに逆らえず多少値上がりはしているのですが、冷たい麺をこの価格で食べられることはなかなかないのではないでしょうか。

加えて、手軽に食べられる容器形状も大きな魅力。細長いカップはなんと車のドリンクホルダーにすっぽり入ってしまいます。

北海道の夏のドライブを楽しみながら食べられる麺なんて、稀有な存在ですよね。

セイコーマート「冷たいカップ」2品の内容物

「冷たいラーメンカップ(醤油)」(左)と「冷たいカップそば」(右)の内容物

「冷たいラーメンカップ(醤油)」の内容物は、麺とメンマ、そしてラーメンスープとコショーの2袋。

「冷たいカップそば」は、麺、そしてつゆ、わさび、きざみのりの3袋が入っていました。

安価な価格設定なので致し方ないですが、麺が少なめな上に具もラーメンはメンマのみ、そばはきざみのりのみとなっており、さすがに豪勢とは言えません。

しかし、これだけ安くて手軽に食べられる形状なので、そんなことは二の次で楽しめそうです。

セイコーマート「冷たいラーメンカップ(醤油)」食べてみた

セイコーマート「冷たいラーメンカップ(醤油)」

まずは「冷たいラーメンカップ(醤油)」。

醤油味のスープに、中太の縮れ麺とメンマ、胡椒が合わせられています。

タテ型カップなので、スープを入れて混ぜ合わせるとスープ表面が麺の下なってしまい、上からだと見えなくなってします。

透明カップなので横からだと見えるんですけどね。

「冷たいラーメンカップ(醤油)」のスープ

スープは、豚鶏ベースの醤油味。油分が少ないあっさり系で、醤油のパンチも弱く、やや抑揚に欠ける味となっています。

それを補うべくエスビーの「コショー」がついていますが、これを加えてもまだ眠い味の印象は拭えません。

中太で縮れのついた麺

麺は、中太で縮れのついた黄色い麺となっており、札幌ラーメンの麺っぽさを感じるものとなっています。

ただ、伸びていて札幌ラーメンらしいコシの強さはなく、大手コンビニの冷やし麺に比べても物足りない部分です。

また、麺が太めで主張が強いのに対し、スープの味は抑揚に欠けているため、麺とスープのバランスがあまり良くないようにも感じました。

セイコーマートの人気商品「煮玉子」をトッピングしてみた

セイコーマートの人気惣菜「煮玉子」

ラーメンの味が少し物足りなかったので、同じくセイコーマートで売られている人気惣菜「煮玉子」(税別148円)をトッピングで加えてみることにしました。

「冷たいラーメンカップ」が安価なので、横に並んでいるセイコーマートの安価な惣菜にもついつい手が伸びてしまいます。

大手コンビニ各社でもお惣菜で煮玉子が売られていますが、いずれも半熟を売りにしており、価格も2個分で200円を大きく超えているものが多いです。

一方、セイコーマートの煮玉子はガッツリ黄身に火が通っており半熟とは無縁。そしてその安さは、大手に十分対抗できる魅力となります。

実際、セイコーマートのお惣菜の中でも看板商品的な扱いを受けているもののひとつです。

「冷たいラーメンカップ(醤油)」に煮玉子を入れてみた

煮玉子の味付けはかなり濃いめ。完全に火が通った黄身の中にまでしっかり味が染みています。

ラーメンのスープは少し味が物足りなかったですが、味の濃い煮玉子がそれを補っており、また喉に詰まりがちな黄身がスープの水分が加わることで食べやすくなるので、相性はとても良いと感じました。

ラーメンよりも味の濃い煮玉子が主役のようになってしまいますが、セイコーマート尽くしのこの組み合わせは夏の北海道の思い出のひとつとして悪くないのではないでしょうか。

セイコーマート「冷たいカップそば」食べてみた

セイコーマート「冷たいカップそば」

続いては「冷たいカップそば」。

そばつゆにやや太めのそば、そしてきざみのりとわさびが合わせられています。

ざるそばと同様の構成なので、こちらはラーメンとは違い、具がないことに違和感はありません。

「冷たいカップそば」のつゆ

つゆはかつおだしを効かせた醤油味。至ってオーソドックスな味わいで、ラーメンのスープのような味の物足りなさはなく、かつおだしも醤油味もしっかりパンチが感じられます。

きざみのりの風味やわさびの辛味もアクセントとなっており、効果的でした。

伸びているが風味の良い麺

麺は、やや太めのそば。

ラーメンと同様、伸びていてコシはなく、他社の冷たいそばに比べると物足りません。

ただ、そばの風味はしっかり感じられ、つゆの中に入ってもしっかり存在を主張していました。

セイコーマートの惣菜でアレンジしても面白い

北海道のコンビニ「セイコーマート」の夏の風物詩である「冷たいカップ」のラーメンとそばを食べましたが、両者とも伸びた麺の食感という弱点を抱えてはいたものの、安価な価格設定を考えると十分に許容できる範囲かと思いました。

オススメはそばの方で、安価ながら無難な味を手軽に楽しめる良品です。

一方でラーメンはスープの味に抑揚がなく物足りないですが、それ故にアレンジの余地を大きく残しています。

セイコーマートで売られている豊富な種類の惣菜の中から合いそうなものを選んでトッピングしてみても面白いかもしれません。

麺も惣菜も安価なので手軽に試すことができるのが大きな魅力です。


北海道のセイコーマートはもちろん、関東の店舗でも買える商品なので、機会があれば試してみてはいかがでしょうか。

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