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これがアナログ...だと? 神業レベルの「手書きポスター」にネット騒然→作者を直撃してみた

Jタウンネット / 2024年8月19日 8時0分

これがアナログ...だと? 神業レベルの「手書きポスター」にネット騒然→作者を直撃してみた

これが、手書き......だと?

思わず目を疑うポスターがX上で多くのユーザーを驚かせた。

この凄さ、わかる?(画像提供:AKEMA(@AKMTKS)さん、以下同)

黄色い紙に、ぎっしりと文字が詰め込まれている。

バランスの取れた配置、安定感のあるフォント、カワイイお花のイラスト。

遠くからでも書き手のセンスと几帳面さが伝わってくる1枚だが、このポスターのすごいところはそれだけではない。

近寄ってみよう。

1字1字にこだわりが

こだわりが凄い...

お分かりだろうか。日付、イベント名、開催地に詰め込まれたこだわりが。

なんと1色で書かれているのではなく、見事なグラデーションになっているのだ!

誤字なく書くだけでも相当に集中力が必要だろうに、こんな......こんな......!

もはや職人技と呼んでも差し支えないほどの技術で書かれたこのポスターは、2024年5月25日、新潟県在住のXユーザー・AKEMA(@AKMTKS)さんが投稿したことで注目を浴び、7万8000件を超えるいいね(11日夜時点)のほか、次のようなコメントが寄せられるなど話題になった。

「こう言う手書きの美しい掲示物、大好き」
「素晴らしい手書き文字だ。フォントにして欲しいレベル」
「すごいなぁ...手書きなんですね」

27日、Jタウンネット記者の取材に応じたAKEMAさんによると、ポスターは越後川口SA上り館内に掲示してあったもの。

以前からポスターを記録していたAKEMAさんは、同日の昼頃、久しぶりに見たポスターのすばらしさにため息をついたという。

「細かいところまでこだわりが込められていて、どんな人がこれをつくっているのだろうと気になりました。
楽しんで作っているんだなということが伝わってきてなんだか私も嬉しくなりました」(AKEMAさん)

どんな人が、どんな思いでポスターを作っているのか? Jタウンネット記者は6月7日、サービスエリアの保全業務等を行うネクスコ東日本エリアサポート(本社=東京都港区)のフロントサービス部に話を聞いた。

「安全運転に繋がるのでは」

同部のフロントサービス課の担当者によると、ポスターの作者は越後川口SAインフォメーションコンシェルジェの水落裕子さん。

お客様サービスや地域貢献の一環として、1988年7月から毎月、県内の伝統文化やイベントなどを紹介するポスターを掲出している。

美しいフォントだ...

水落さんが制作の際に意識しているのは、お客さんに楽しんでもらうために、まず自分が楽しみながら描くこと。

色合いやカットで季節感を出したり、文字をグラデーションにしたりと、独自の工夫を行っている。使用しているのは、水性のポスカとのことだ。

もはや絵じゃん

「緊張が続く高速道路の運転の中でのつかのまの休憩です。何かを感じて気分転換になれば、その後の安全運転に繋がるのではないかと思っています」
「はじめて見るお客さまにはもちろんですが、常連のお客さまにも、『あれ!今回はこんなことしてるなぁ』と、にやついていただきたいです」(水落さん)

一つ一つの文字に積もる雪

ポスターは毎月越後川口SA上下線館内の休憩所に掲示しており、水落さんはひと月に同じものをなんと2枚も描いている。

限られた時間の中、熱量を込めて作ったポスターは現地のお客さんから褒められることもあるのだとか。

X上でも手書きポスターが大きな反響を呼んだことについて、水落さんは次のようにコメントしている。

「多くの方が貴重な時間と労力を使って、ご自身の意見や感想を伝えて共有して下さる行為は、まさに好意や厚意です。温かなエールをありがとうございます」(水落さん)

みなさんも越後川口SAを訪れた際は、ポスターをお見逃しなく!

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