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「奥から蜘蛛のクリーチャー出てきそう」 地下鉄駅の天井に張り巡らされた〝パイプ〟の正体とは

Jタウンネット / 2024年9月17日 8時0分

「奥から蜘蛛のクリーチャー出てきそう」 地下鉄駅の天井に張り巡らされた〝パイプ〟の正体とは

ある駅の構内には、目を疑うほどの異様な光景が広がっているという――。

駅構内に異変?(画像提供:ハチ(@na_mroon5)さん、以下同)

天井に張り巡らされた、緑色のパイプ。

手前から階段の奥へと続いているようだが、なぜ駅にこんなものがあるのだろう?

こちらは2024年4月24日、Xユーザーのハチ(@na_mroon5)さんが

「飯田橋キモすぎる」

という呟きとともに投稿した写真。

張り巡らされた奇妙なパイプの数々に、ユーザーからは4万8000件を超えるいいね(13日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。

「大江戸線ですね 急に登場しますよね、この緑の」
「最下層で凄い化物育ててそうだよ」
「奥から蜘蛛のクリーチャー出てきそう...」

一体これは何なのか。Jタウンネット記者は、都営大江戸線飯田橋駅を管理する東京都交通局に話を聞いた。

緑のパイプ、正体は

同局建設工務部建築課の担当者によると、緑のパイプの正体は「ウエブフレーム」という名前のアート。改札内階段やコンコース(連絡通路)に設置されており、照明や天井の役割を果たしている。

飯田橋駅開業時の2000年、建築家の渡辺誠氏によって制作されたそうだ。

「石川後楽園の木々を思わせる鮮やかな緑色にしており、長い階段など単調な空間にリズムを与え、透けた架構により圧迫感を少なくすることを意図しています」(同課の担当者)

単調な空間にリズムを与えるアート

コンセプトは永い時間に残る駅を造ること、都市のインフラを見せること、そしてメリハリのある快適で楽しい駅にすることの3つ。

都市に網の目のように張り巡らされた交通や情報のネットワークをイメージしているという。

なお、大江戸線の駅には、飯田橋駅以外にも特色のあるアートが設置されている。

大江戸線を利用する際には、駅にどんなアートがあるか探してみるのも良いかもしれない。

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