「甲子園での野球観戦からの帰り、電車の床に座り込んだ私。正面に座っていた若い女性がそれを見てスマホで...」（和歌山県・60代女性）

シリーズ読者投稿～あの時、あなたに出会えなければ～　投稿者：Mさん（和歌山県・60代女性）

先日、Mさんは姉やいとこと一緒に野球観戦に出かけた。

その帰りの電車で体調が悪くなり、その場にしゃがみこんだところ......。

＜Mさんの体験談＞

2024年9月10日の夜の事です。

姉やいとこたちと甲子園へ野球観戦に行った帰り、電車の中で立っていたのですが気分が悪くなり姉の足元にしゃがみ込みました。

正面の女性たちがスマホで...

すると前の座席に座っていた若い女性がすぐに席を譲ってくださり、続いて隣の席のお連れの女性も姉に席を譲ってくださり、姉に介抱して貰う事が出来ました。

大きなスーツケースを持って居られたので旅行されていたのかもしれません。

私は何も覚えていなくて後で姉から聞いたのですが、その女性はスマホで検索してスマホの画面を姉に見せ「身体を締め付けているものがあれば緩めた方がいい」「水分補給した方がいい」と教えて下さったそうです。

私は少しずつ落ち着き、家に着く頃にはすっかり元気になっていました。

本当に感謝しています。甲子園から電車に乗った時には既に彼女たちは乗って居られていて鶴橋で降りられたと姉から聞きました。

本当にありがとうございました。この投稿が彼女たちに届く事を祈って。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて！

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式X（＠jtown_net）のダイレクトメッセージ、メール（[e-mail]）から、具体的な内容（どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度～）、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢（20代、30代など大まかで結構です）、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

（※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談を、プライバシー配慮などのために編集している場合があります。あらかじめご了承ください）