近い!デカい!怖かわいい! 夜の上野をノシノシ歩く恐竜たちに会ってきたら...衝撃の〝じゃれあい〟目撃
Jタウンネット / 2024年9月27日 20時33分
東京・上野を恐竜たちが闊歩する――2024年9月26日、Jタウンネット記者が目の当たりにしたのは、まるで夢でも見ているかのような、不思議な光景だった。
日本最古の博物館で150年以上の歴史を持つ「東京国立博物館」(東京都台東区)。通称"トーハク"の敷地内に鳴り響く、軽快な太鼓の音。
提灯を掲げ持つ黒装束の人々。
その光に照らされながら、恐竜たちがのっしのっしと現れたのである。
その様子は妖怪や鬼たちが夜な夜な街を練り歩く"百鬼夜行"を彷彿させる。
全長8メートルのティラノサウルスをはじめ、ギガノトサウルスやアロサウルスにトリケラトプス、ステゴザウルスにユタラプトル、フクイラプトル。
図鑑や博物館で見たことがある有名な恐竜たちが目の前を通りすぎていく。ど、どういうことなんだ......。
現世を自由に練り歩く恐竜たち
実はこれ、9月27・28日に東京国立博物館で開催される、DINO-A-LIVE 東京国立博物館アンバサダー企画「恐竜大夜行」の公開リハーサルだ。
恐竜大夜行は、"体験型恐竜ライブショー"。超リアルな恐竜型メカニカルスーツ「DINO-TECHNE」を使用しているという。
......しかし、そうと分かってはいても、夜道を練り歩く恐竜たちは、本物にしか見えない。
彼らは、道の脇にいる我々人間たちに興味を示して近づいてきたり、はたまたどこ吹く風といった様子で素通りしたり、それぞれ個性があった。
芝生の草を鼻先でつついたり、お客さんの持っている恐竜のぬいぐるみにかじりつこうとしたり......。
その姿を見ていると、恐竜だって現代の我々が普段見ている動物と変わりないのかもしれない、と何だか親近感が湧いてもきた。
なんとなく恐ろしい生き物というイメージを持っていたが、カッコよくて、可愛いかも......。
......まあ、実は動物と触れ合うのがちょっぴり苦手で、動物園のふれあいコーナーなんかではへっぴり腰になってしまう記者は、あまりにもリアルな恐竜たちには、何度ものけぞってしまったのだが......。
イベントの現地チケットはすでに完売しており当日券の販売も残念ながら実施されないが、2日間それぞれのライブ配信を予定している。
現代に蘇った恐竜たちの"大夜行"を見たい――そんな方はぜひチェックしてほしい。
時刻は両日午後8時15分から午後9時15分のおよそ1時間。雨天・強風の際は「恐竜大夜行・雨天強風バージョン」として展示内容を変更した企画を実施する。
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