「子供たちを連れて海に遊びに行った夏。まだまだ日差しがある中で、車のドアが外から開けられなくなって...」（埼玉県・40代女性）

海遊びを楽しんだ後...（画像はイメージ）

シリーズ読者投稿～あの時、あなたに出会えなければ～　投稿者：Mさん（埼玉県・40代女性）

ある年の夏休み、Mさん夫婦は3人の子供たちを連れて家族旅行に行っていた。

車のカギは水着のポケットに入れていたのだが、夕方、帰ろうとしていると......。

＜Mさんの体験談＞

8年前の7月末の夏休み、子供3人を連れて行った家族旅行でのことです。保田海岸へ遊びに来ていました。

宿泊先のホテルは少し離れた場所で、海の家は無いので、車を荷物置き場に。

夕方には帰り支度をして、水着のポケットに車の鍵を入れたまま、海遊びをしている子供を呼びに行ったのですが......。

車の鍵が開けられなくて...

車に戻ると、鍵が無いのです。

タオルと携帯電話は外に出していたものの財布は車の中。車の鍵は閉まっています。

まだまだ日差しが出ている中、必死に鍵を探しましたが見つかりません。

そんな私を見て、声を掛けて下さった御婦人がいました。

日傘を貸して下さった上に、子供達の為に近くのコンビニまで飲み物やオムツを買いに行って来てくださりました。

そして、JAFが来るまで時間がかかるとわかると、近くに居たオジ様も声を掛けてくださって、「先に子供たちと私をホテルまで送るよ」と連れて行ったくれたのでした。

その後、事情を聞いたホテルの方が夫のことも迎えに行ってくださって......。

御礼を返せないままでしたが、助けて下さった方々、本当にありがとうございました。

私たち家族は、温かい気持ちを、この御恩を忘れません。

誰か困っている方が居ると、私も親切心を忘れずに助ける事を続けています。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて！

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。

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