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【今週末ピーク】紅葉の中を行くロープウェイが美しい 立山黒部アルペンルート随一の人気エリアが見ごろ迎える

Jタウンネット / 2024年10月11日 20時30分

【今週末ピーク】紅葉の中を行くロープウェイが美しい 立山黒部アルペンルート随一の人気エリアが見ごろ迎える

長かった夏がようやく終わり、一気に秋がやってきた。

そろそろ紅葉が見ごろを迎える、という場所もあるようだ。

そんな中、富山県・立川町の立川駅と長野県大町市の扇沢駅を結ぶ「立山黒部アルペンルート」が2024年10月7日、Xの公式アカウント(@tateyamakurobe_)に、次のような写真を投稿した。

【公式】立山黒部アルペンルート(@tateyamakurobe_)の投稿より

紅葉した木々の上を、ロープウエイが進んでいく。なんとも美しい光景だ。

今、立山黒部アルペンルートに行けば、こんな景色が見られるのだろうか?

Jタウンネット記者は、立山黒部アルペンルートの運営会社に聞いてみることにした。

見逃せない「三段紅葉」

立山黒部アルペンルートのXアカウントの"中の人"は、運営会社である立山黒部貫光の営業推進部担当者。

今年の夏はかなり暑かったようだが、紅葉の見頃はいつごろ? と聞くと、「本年の紅葉は例年よりすこしゆっくり進んでいるようです」という返事が返ってきた。

「アルペンルート随一の人気を誇る大観峰~黒部平の紅葉は、今週末見ごろのピークとなりそうです」(立山黒部貫光担当者)

今週末とは、10月12日から14日の3連休のこと。「支柱が1本もない立山ロープウェイに乗れば、眼下に広がる紅葉の絨毯の上を歩いているかのように楽しめるのが、人気の秘密です」と語る。つまり上の写真のような紅葉の絶景の見頃は、10月中旬というわけだ。

立山黒部アルペンルートのホームページには、「カメラにおさめたい秋の絶景スポット」というページがあり、その中で6箇所が紹介されている。

大観峰~黒部平については、こう記されている。

「標高2316メートルの大観峰は後立山連峰を背景に、黒部湖やタンボ平を一望できます。大観峰駅と黒部平駅をつなぐロープウェイは視界を遮る支柱がなく、眼下に広がる鮮やかな紅葉はまるで一枚の絵のようです。高山に雪、中間に紅葉、山麓に緑という『三段紅葉』をロープウェイで移動しながら楽しめるのもこのエリアの醍醐味です」(立山黒部アルペンルート「カメラにおさめたい秋の絶景スポット」より)

見頃が10月中旬と聞いてあせった読者もいるかもしれないが、その後でも楽しめる絶景スポットは他にもある。標高によっては見頃も多少異なるからだ。

標高1470メートルにある黒部ダムや、標高約1000メートルの美女平の紅葉は、時期を多少ずらして楽しめそうだ。

立山黒部アルペンルートの公式サイトには、「最新紅葉情報」や「紅葉の色づき状況」というコーナーも用意されているので、出かける前にぜひチェックしておきたい。

【公式】立山黒部アルペンルート(@tateyamakurobe_)の投稿より

ところで、立山黒部アルペンルートとよく間違われるというのが、「黒部峡谷トロッコ電車」の風景だ。

新山彦橋を渡るトロッコ電車(黒部峡谷鉄道の2019年のプレスリリースより)

「近いようで実はちょっと違う」という2つのエリア。今年の紅葉狩りは、ぐるっと楽しんでみては?

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