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30年間愛され続ける「うなぎのぬいぐるみ」に1.5万人メロメロ 全長約50センチの〝リアル志向〟

Jタウンネット / 2024年11月20日 8時0分

30年間愛され続ける「うなぎのぬいぐるみ」に1.5万人メロメロ 全長約50センチの〝リアル志向〟

2024年11月16日、次のような写真がXに投稿され、いま話題になっている。

長いカゴのようなものから顔を出しているのは、二つの丸い目玉が付いた黒くて長いヤツ。

ちょっとユーモラスな表情をしているが、どう見ても、ウナギだ。

こちらは三重県鳥羽市にある「海の博物館」の公式Xアカウント(@umi_museum)から投稿された1枚で、

「大人にも子どもにも人気のうなぎのぬいぐるみ」
「今年はよく売れてます♪」

というコメントが添えられていた。

ポストには15000件を超える「いいね」(11月19日時点)の他、こんな声が寄せられている。

「か、かわいい!! 入れ物もセットだとありがたいです笑」
「なんかほっこりするんよねー」


「ほしいーです」
「国産ウナギ、お高いでしょうね」

なかなかの人気ぶりで、「一瞬ウナギイヌかと思いましたw」という往年の赤塚不二夫漫画を連想してしまった人もいたようだ。「大人にも子どもにも人気」という通り、相当に幅広い世代に受け入れられている。

なぜウナギをぬいぐるみに? なぜ編みカゴのような入れ物とセットなのか? Jタウンネット記者は「海の博物館」に詳しい話を聞いてみた。

リアルでオリジナルの、うなぎ&カゴ

「海の博物館」は、伊勢志摩国立公園内にある、海女や漁、木造船など海に関する約6万点の民俗資料(内6879点は国指定重要有形民俗文化財)を所蔵し展示する博物館だ。

同館広報担当者によると、話題の「うなぎのぬいぐるみ」は全長約50センチの長~いぬいぐるみで、なんと、30年以上という長~いあいだ愛されている、ロングセラー商品。

1992年のリニューアル時、ウナギ漁に関する展示にヒントを得て、手作りで作ってもらったのだという。

「他にはない、よりリアルでオリジナルのグッズを作りたかったため、このような形になっています」(「海の博物館」広報担当者)

うなぎのぬいぐるみが入っているカゴはクラフトバンド(紙バンド)製で、2010年ごろから販売している。

「地元の方にたのみ、編んでもらっています」(同担当者)

ウナギを獲る際に実際に使用されていた竹の筒「モンドリ」は、中に「返し」がついていて、ウナギが筒のなかに入ると出ることができないような仕組みになっていたそうだが、「うなぎかごはレプリカで、返しがないので、本物のウナギは獲れません」とのこと。念のため。

「うなぎのぬいぐるみ」は、XがTwitterだった時代にも何度かバズっていて、その都度売れていたという。

「Xは利用者が多いので、一度バズると思わぬ拡散力があるので、ウナギの新たなファンの獲得にもつながり面白いです」と、担当者は満足そう。

「リアルと愛らしさが人気の秘密だと思います」(同担当者)

そんな「うなぎのぬいぐるみ」「うなぎのぬいぐるみ&かごセット」は海の博物館ミュージアムショップで販売中。

鳥羽市まで行けない人はBASE上のオンラインショップでも購入できる。うなぎぬい単体で税込み1320円、かごセットで税込み2200円。

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