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1.5万人が感心した〝ベランダ菜園の裏ワザ〟 身近なアイテム活用で「根菜」だって作れちゃう

Jタウンネット / 2024年11月27日 19時0分

1.5万人が感心した〝ベランダ菜園の裏ワザ〟 身近なアイテム活用で「根菜」だって作れちゃう

ベランダ菜園で育てる野菜といえば、ミニトマトやハーブなんかの、プランターが1つあれば挑戦できるものをイメージする人が多いかもしれない。

しかし、ちょっと工夫するだけで、地中深くまで根が伸びるような根菜類だって育てることができるらしい。

X上で注目を浴びたのは、こんなライフハックだ。

こちらは、神奈川県在住のXユーザー・ぽたろうの家庭菜園HACK(@HACK1136、以下・ぽたろう)さんが2024年11月17日に投稿した画像だ。

木の板が敷き詰められたベランダに置かれているのは、どこにでもあるような傘立て。

ただ、その中に入っているのは傘ではなく、ぎっしりと土が入った傘袋たちだ。しかも、袋の中からは、青々とした葉っぱが飛び出している。

もしかして、この中で何かが育っているのか? ぽたろうさんは、画像にこんな呟きを添えている。

「傘袋で育てた金時人参は根身30cmオーバーなるか。
金時人参、収穫の朝です。」

金時人参というと、お雑煮なんかでよく見る細長いやつである。それを、ここで!?

Jタウンネット記者は19日、ぽたろうさんに詳しい話を聞いた。

傘袋には過去の〝成功例〟も

ぽたろうさんは、普段から自宅のバルコニーを活用して家庭菜園を楽しんでいる「菜園マニア」。

その趣味の一環として、ベランダの菜園で育てるには難易度の高いゴボウや長ネギを傘袋で育てたこともあり、「驚くほどしっかり育ってくれました」と振り返る。

「ならば、長さ30センチメートルにもなる金時人参もイケるのでは?」(ぽたろうさん)

そんな気づきから、金時人参の栽培に挑戦した。

傘袋の中に深さ35センチメートル分の培養土を入れ、袋の底面に金串などで排水穴を開ける。

後はそこに金時人参の種をまき、水やりや間引きといったお世話をしながら収穫の時期を待つのみだ。

ぽたろうさん曰く、金時人参の収穫適期が120日前後だが、30センチメートル級を目指すために「欲張って166日も育ててしまいました」。

その成果は...?

結果、「傘袋プランター」で育てた金時人参は、ぽたろうさんの狙い通りの大きさまで成長した。

これがバルコニーで作れるとは、驚きである! 畑じゃないと無理かと思っていた......。

ぽたろうさんも、今回の成果には大満足の様子。

「こんな意味不明な環境でホントに育っているのかハラハラしましたが、結果納得のサイズに。このハラハラ感が気軽に味わえる傘袋は、かなり優秀な菜園グッズと言えそうです」

と語っている。確かに育ち方が目に見える葉野菜や果菜類と違って、土に埋まった部分を食べる根菜は、収穫するまで上手くいっているのか確かめづらい。

立派な金時人参が現れた時の喜びが、伝わってくるようだった。

傘袋と傘立てという身近な道具を活用した、目からウロコな家庭菜園に、X上では1万5000件以上のいいね(20日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。

「おしゃれかつ経済的」
「その手があったか!」
「誰の家の玄関でも出来るね。傘立て農場です」
「50数年生きてますが、初めて知った傘立て傘袋の活用法! 勉強になります」

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