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【東京駅限定】「東京百両あんぱん」がハイカラすぎる件 パターたっぷりオシャレな味で〝さすが東京〟の風格

Jタウンネット / 2024年12月30日 14時0分

【東京駅限定】「東京百両あんぱん」がハイカラすぎる件 パターたっぷりオシャレな味で〝さすが東京〟の風格

帰省のお供に、もってこい!

Jタウンネット記者はそんなオシャレすぎる〝あんぱん〟を東京駅構内で発見した。

あんぱん専門店「元祖木村焼き 百両屋」の「東京百両あんぱん」だ。改札内のグランスタ東京の中にある、小さなお店で売られている。

記者が訪れた時に並んでいたのは、「こしあん」「つぶあん」「クリーム」「マロン」の4種。好きな味を1つから購入することも可能だったが、せっかくなので4種入ったセット(税込1050円)をゲット。

今やお馴染みのあんぱんは、明治時代生まれ。現在も続く老舗パンメーカー・木村屋總本店の創業者である木村安兵衛が考案した。

そして「元祖木村焼き 百両屋」は、その血統を受け継ぐ木村周一郎氏がトータルプロデュース。

周一郎氏は世界中に展開するフランスパン専門店「メゾンカイザー」の日本代表で、東京百両あんぱんの生地はなんと、伝統的なフランスパンの製法で作られている。

公式ウェブサイトでは、

「高級バターと卵をたっぷり贅沢に使い、ふっくら、しっとり、芳醇で、まるで甘美なお菓子のようなパンに仕立てました」

と説明されていた。

小判を重ねた〝二十五包金〟の形をしたあんぱんは、見た目からしてスタイリッシュで新しいが......いったいどんなあんぱんなんだ?

早速、食べてみよう!

温めて食べるのがオススメ

まずはシンプルな「こしあん」から食べてみることにした。豆が1つ乗っているやつだ。

最初の一口。まず感じるのは、かなりの〝バター感〟。フランスパンの製法で作られていると聞くと「固いのかな?」と思うが、そんなことはない。

やわらかくてフワフワで、それでいてちょっとサックリ感もあり、なんだかちょっとデニッシュみたいだった。

電子レンジで20秒温めるのがオススメとあったので、500ワットで20秒ほど温めてみると、待ち受けていたのは驚きの体験。

生地がかなりしっとりして、あんこの甘さが際立つ。北海道産だというあずきのほくほく感も、いい。なんだか、さっきとは別の種類のパンを食べているかのようだった。

豆が2つ乗ったつぶあんは、求肥入り。

こしあんよりも甘さ控えめな分、あずきの味をさらにしっかり感じる。

あっためると求肥がトロッとするのもアクセントになっていた。

もうお菓子だこれ

バニラビーンズ入りのクリームも、甘さ控えめ。だからと言って物足りないわけではない。卵の風味がしっかりしていて、美味しいのだ。

これは、もはやパンというよりスイーツかもしれない。それも、かなりハイカラな。

記者が一番好きだったのは、マロンだった。

濃厚でなめらかな栗のクリームからラム酒が香って、大人の風味。

しつこくなくて、いくつも食べられちゃいそうだった。

4つの味で飽きずに食べられる東京百両あんぱん。新幹線で食べるのもいいが、記者的には温めた方が好きだったので、お土産を強くおすすめしたい。地元の皆で集まって食べれば「これが......東京のあんぱん......!?」という驚きを共有できるだろう。

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