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バレンタイン花手水がまさかの〝魔界化〟 凍えそうな光景が「これはこれで」「うっとりする」と話題に

Jタウンネット / 2025年2月12日 8時0分

バレンタイン花手水がまさかの〝魔界化〟 凍えそうな光景が「これはこれで」「うっとりする」と話題に

お寺や神社にある手水の中に花を浮かべる、花手水――今やいろんな場所で見るようになったが、その「発祥の地」は京都府長岡京市の「柳谷観音楊谷寺」(やなぎだにかんのん・ようこくじ、以下、楊谷寺)と言われている。

そんな楊谷寺の花手水が今、大変な事になっているらしい。

2025年2月6日、楊谷寺のX公式アカウント(@youkokuji)が投稿したのは、季節感あふれる......あふれすぎている花手水の写真だ。

楊谷寺境内に数か所ある手水舎の内の1か所、龍の頭を模した意匠が印象的な「龍手水」。間もなくやってくるバレンタインに備えてか、白やピンクの花に加え、「GODIVA」のロゴが入ったハート型の缶などが沢山浮かんでいるのだが......よく見るとその水はカチコチに凍っているではないか!

花やハート缶たちが氷の中に閉じ込められている様は、まるで美術品。あるいは......公式Xアカウントは「んー魔界のよう笑」とも呟いている。

Jタウンネット記者は7日、この〝凍った龍手水〟が出来上がった経緯について、楊谷寺に聞いた。

カッチカチやぞ!

取材に応じたのは同寺の執事を務める日下恵さん。凍った龍手水は6日の早朝に撮影したものだと説明する。

日下さんによると、龍手水の水が凍ってしまうのは初めてのことではない。毎年冬の時期になると見られる現象だという。

花手水をする際に水に入れる花は、同じ季節でもその年によって様々で、現在龍手水に入っているのは白とピンクのカーネーション。

加えて、自分たちで購入したり、参拝客が奉納してくれたりしたゴディバのハート缶を空けて入れている。

「花だけでなく、他にも季節にあったものを入れて参拝客の皆さんを楽しませたいという思いから、バレンタインの時期にゴディバの缶を入れるということを、4年くらい前に始めました」(日下さん)

楊谷寺の凍った龍手水の美しさに、X上ではこんな声が寄せられている。

「これはこれでイイですね!」
「うっとりする素敵さですね...」
「フルーツゼリーのよう」

こうした反響に対し、日下さんも「幻想的できれいだと思います」と感想を述べた。

また、龍手水に限らず「恋手水」「庭手水」も凍り付き、なんとも不思議な光景が境内各所で生まれているようだ。

日によって僅かに氷が解けたりすることもあるが、例年ホワイトデーの時期くらいまでは、凍った状態を見ることができるとのこと。

冬ならではの〝花手氷〟を見てみたい人は、お早めに。

カッチカチになっている(画像は柳谷観音楊谷寺の公式Xアカウントより)

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