【高校野球 秋季神奈川県大会】全国制覇の慶応、22得点の圧勝 新主将加藤が2打席連続弾

初回に3ランを放ち、飛び跳ねて喜ぶ慶応の加藤＝サーティーフォー保土ケ谷

◆慶応22-1舞岡（5回コールド）

　慶応は、新主将の加藤が2打席連続本塁打を放つなど22得点の猛攻。甲子園の決勝で先発した左腕鈴木、救援したエース右腕小宅も、3季連続甲子園出場に向けてまずまずの投球を見せた。

　1点を先制した初回1死二、三塁。「5番・捕手」の加藤がスライダーを「しっかり振れた」と左翼席へ運ぶ。二回も4番江戸に続いて白球をスタンドイン。聖地で勝負強さを発揮した主砲は、新チーム初戦でも4打点と頼もしく、森林貴彦監督（50）は「導火線に火をつけてくれた」と目を細めた。