【能登半島地震】被災地支援で神奈川県が募金箱設置 影響受けた県内企業対象に相談窓口も

県庁新庁舎1階ロビーに設置された募金箱＝4日、県庁

　石川県で震度7を観測した能登半島地震を受け、県は4日、義援金の募金箱を設置した。31日までの設置を予定している。また、この地震で影響を受けた県内の中小企業や小規模事業者などを対象にした特別相談窓口も設置。県は「被害状況などの情報収集を通して必要な支援を行っていきたい」としている。

　募金箱は県庁本庁舎1階の正面玄関入り口と、新庁舎1階ロビーの卓上の2カ所に設置。義援金は日本赤十字社に集約され、被災県の災害義援金配分委員会を通じて被災地の生活支援などに役立てられる。

　特別相談窓口では資金繰りなどの相談に応じ、県金融課金融相談窓口電話[phone]、公益財団法人神奈川産業振興センター経営総合相談課電話[phone]。相談時間は平日午前8時半～午後5時15分。

　このほか、県では全国知事会の要請に基づき、4日から県危機管理防災課の職員2人を石川県庁へ派遣した。全国知事会と連携して、被災地支援の連絡調整業務に当たっているという。