平塚・高久製パンが創業100年 「弦斎カレーパン」が看板商品 地域に愛され
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年1月11日 13時40分
神奈川県平塚市内のほか、JR大船、藤沢両駅などに店舗を持ち、平塚ゆかりの「弦斎(げんさい)カレーパン」で知られる高久製パン(同市老松町)が今年、創業100年を迎えた。横浜での洋菓子製造から始まり、現在は湘南や県央地域の100校以上の学校給食も手がけ、子どもたちの成長を支えている。4代目の高久直輝社長(46)は「これからも地域で愛されるパン店を目指したい」と未来を見据える。
同社は関東大震災直後の1924(大正13)年、東京・銀座の洋菓子店から独立する形で初代の故・栄造さんが横浜・鶴見で創業した。栄造さんが東海道線沿線に店を出したいとの思いから、35年に現在の本拠地となる平塚に出店したという。
給食事業を始めたのは、50年ごろ。当時は、同業者4、5社と手分けして給食のパン作りを担った。ただ、給食事業は「それほど利益が出せない」(高久社長)ことやコスト削減のため機械化が求められたこともあり、各社が次々と撤退。その結果、同社は現在、湘南地域を中心に9市町の給食のパンを作っている。少子化や原材料費の高騰など、給食事業を取り巻く環境は厳しいが、高久社長は「パンを楽しみにしてくれる子どもからの感謝の言葉がやりがいになる」と話す。
同社の看板商品・弦斎カレーパンが開発されたのは2000年代に入ってから。これまで、湘南ひらつか七夕まつりに訪れる観光客をターゲットにした「ミルクまんじゅう」や「七夕まんじゅう」といった地元の名物はあった。弦斎カレーパンはご当地パンとしてそれらをしのぐ人気となり、同社にとって最大のヒット商品になった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
社名は「六甲バター」ですが「バターを作ったことも、売ったこともありません」 年に9億個販売「Q・B・Bチーズ」誕生を支えた挑戦と成功の秘密
まいどなニュース / 2024年11月23日 11時30分
-
「京王セレクトパンフェア」を初開催します
PR TIMES / 2024年11月20日 14時45分
-
三つ星レストラン経験者など岡崎のシェフが「ボジョレーに合う」こだわりの逸品を提案 11/21(木)から5事業者が一斉に販売開始
@Press / 2024年11月18日 9時30分
-
「鎌倉レ・ザンジュ」が鎌倉駅の駅ビルに新店 新商品「江ノ電パイサブレ」
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年11月1日 22時0分
-
フェリス女学院大学×葉山ボンジュール 「地産地消」や「フードロス」に配慮したパン第2弾を販売開始 11月1日から葉山ボンジュールで、11月3・4日のフェリス女学院大学大学祭で数量限定販売
Digital PR Platform / 2024年10月29日 14時5分
ランキング
-
1「茨城県警察」本気でオタ芸を打ってみた “キレッキレ”動画にSNS「最高!!」「すばらしい」「腹筋壊れるw」
オトナンサー / 2024年11月23日 19時10分
-
2「既婚者よりも経済的に余裕がある」だけじゃない…末期がんの医療ジャーナリスト(59歳)だから気づけた「独身がん患者」のメリット・デメリット
文春オンライン / 2024年11月24日 6時10分
-
3「70歳代おひとりさま」の平均貯蓄額はいくら?
オールアバウト / 2024年11月23日 19時30分
-
4小泉孝太郎がやっている「納豆の最高においしい食べ方」 タレ半分、“あるもの”をたっぷり
Sirabee / 2024年11月22日 16時15分
-
5ワークマンさん最高…!「1280円ルームシューズ」で足首までぽっかぽか&気持ち良い〜
女子SPA! / 2024年11月23日 15時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください