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水木しげるさんの妖怪画に迫る そごう美術館で112点紹介 生誕100年記念し3月2日まで

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年1月22日 20時30分

水木さんの妖怪画などを熱心に見入る来場者=横浜市西区のそごう美術館((C)水木プロダクション)

 妖怪漫画の第一人者、水木しげるさん(1922~2015年)の妖怪画を集めた展覧会「水木しげるの妖怪百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~」が、横浜駅東口のそごう美術館(横浜市西区)で開かれている。生誕100周年を記念した展示で、112点の作品から妖怪画制作の手法に迫っている。神奈川新聞社などの主催。

 水木さんは大阪府で生まれ、鳥取県境港市で育った。太平洋戦争の激戦地であるラバウルに出征し左手を失うも、復員し紙芝居作家に。その後漫画家に転向した。漫画やテレビアニメで親しまれた代表作「ゲゲゲの鬼太郎」などを手がけ、晩年まで千点近くの日本の妖怪を描いた。

 会場には、水木さんの妖怪画に加え、本人所蔵の書籍や関連資料、外国語に翻訳された著作や仕事道具、「砂かけ婆(ばばあ)」や「塗壁(ぬりかべ)」の立体作品などが展示されている。

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