奥湯河原最古の温泉旅館が民事再生手続き 負債8億円超、経営立て直しへ
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年2月17日 5時0分
奥湯河原温泉最古の温泉旅館といわれる「青巒(せいらん)荘」(湯河原町宮上)の運営会社が横浜地裁小田原支部に民事再生法の適用を申請し、手続き開始の決定を受けた。決定は14日付で、負債総額は1日時点で8億5千万円。古くから愛されてきた旅館の危機に、地元からは「これを機に再生し、今後も旅館事業を続けてほしい」と、驚くとともに復活を期待する声が上がった。
帝国データバンク横浜支店によると、旅館と同じ名前の運営会社は2005年12月には売上高約7億円を計上していたが、その後、景気悪化による個人消費の低迷などで利用客が減少。箱根の火山活動の活発化や19年の台風19号による被害も響き、同年12月の売上高は約4億円となった。
さらに新型コロナウイルス感染拡大で休館や時短営業を余儀なくされ、21年12月には約1億6800万円まで落ち込んだ。同時期には約5800万円の赤字となり、今月に入って民事再生法による経営立て直しに踏み切った。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
米格安スピリット航空、破産申請=運航は継続
時事通信 / 2024年11月19日 5時21分
-
津波被害の複合商業施設、破産へ 石川・珠洲、負債3億円超
共同通信 / 2024年11月12日 17時36分
-
船井電機破産、不可解な資金の流れ 出版社が買収後3年半、347億円の現預金ほぼ枯渇
産経ニュース / 2024年11月11日 22時8分
-
生コン不正の小島建材店、破産手続き開始決定 川崎市内20棟で使用、負債額は不明
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年11月5日 15時45分
-
「ビブレ」「サティ」はどこへ消えた?“愚策”だった「マイカルタウン」の新規出店攻勢
日刊SPA! / 2024年11月2日 8時53分
ランキング
-
1日経平均株価が再度上昇するのはいつになるのか すでに「日柄調整という悪材料」は織り込んだ
東洋経済オンライン / 2024年11月25日 9時30分
-
2自然界最強「ミノムシの糸」を製品化、スポーツ用品や自動車に活用へ…興和「化学繊維に代わる存在に」
読売新聞 / 2024年11月25日 10時50分
-
3「京急」「京成」に照準定めた旧村上ファンドの思惑 2006年の「阪急・阪神合併」の再現を想起
東洋経済オンライン / 2024年11月25日 7時50分
-
4丸美屋「釜めしの素」回収 ゴキブリとみられる虫混入
共同通信 / 2024年11月25日 13時2分
-
5京都の老舗を支える「よきパートナー」という思想 自社だけでなく、客や取引先とともに成長する
東洋経済オンライン / 2024年11月25日 14時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください