【DeNA】西浦直亨、度会の歴史的アーチに回顧する1年目「あれで『打つ人間』というイメージが」
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年3月30日 22時25分
横浜DeNAの新人、度会隆輝が、30日の広島戦(横浜)で開幕から2戦連続となる本塁打を放った。プロ野球史上3人目、セ・リーグで初の快挙。実はチームメートの11年目、西浦直亨もルーキーイヤーで開幕戦アーチを放った数少ない一人だ。後輩の偉業に「打つやろうなと思っていた。あの後(危険球になった死球後の打席)で打つからすごい」とたたえつつ、自身のプロ1号を振り返った。
10年前。法大からドラフト2位でヤクルトに入団した西浦は、ベイスターズとの開幕戦に「八番・遊撃」で先発出場し、先発三嶋から初回の第1打席に3ランを放った。史上初の「新人による開幕戦初打席初球本塁打」。プロ野球ファンを驚かせた鮮烈デビュー弾だった。
「開幕戦のたびに思い出す。ルーキーの子が出るたびに」と、今も脳裏に深く刻まれている一発だ。昨季途中から同僚になった法大の一学年先輩、三嶋からはいまだに「あれで俺が…」と冗談交じりにからかわれるという。
しかし1年目の本塁打はこの1本のみ。思い描いたシーズンを送ることはできなかった。「あれで『打つ人間』というイメージがついちゃった。元々ホームランバッターじゃないし、遊撃手で守備をしっかりやるっていう選手だったのに」。華やかな記録を残した一方、求められる基準も高くなり、プロの壁にぶち当たった。
「ルーキーで最初に本塁打を打ったらあんまり良くないっていうジンクス的なものをよく言われる」という。ただ、度会には大いに期待を寄せる。「打撃を買われている選手。あいつが(ジンクスを)覆してほしい」
ベイスターズの開幕1軍メンバーの中では優勝を経験した唯一の選手。24年ぶりとなった本拠地横浜スタジアムでの開幕2連勝に、「(優勝できるチームの雰囲気は)すごくある。勝ち方というか、それぞれの役割をしっかりやれている」と話す。32歳が自らの経験も伝え、若手を、そしてチームをサポートしていく。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【DeNA】度会隆輝が初の契約更改 1000万円増の2600万円でサイン「来季はリーグ優勝に貢献したい」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月21日 14時34分
-
【DeNA】大田泰示がすがすがしい表情で引退会見 08年巨人ドラ1「また違う新たなステージに向かっていくことを決断しました
スポーツ報知 / 2024年11月18日 14時59分
-
侍が逆転連勝!! 4番の森下がダメ押しのチーム1号「最高の結果になってよかった」
スポニチアネックス / 2024年11月16日 5時2分
-
清原Jr.はドラフトで指名されず…プロ野球「二世プレーヤー」の明暗。“父親超え”の成績も
日刊SPA! / 2024年10月25日 15時48分
-
DeNAは4勝の石田裕、鷹は和田や廣瀬が日本S出られず…40人枠を外れた選手たち
Full-Count / 2024年10月24日 15時56分
ランキング
-
1新生ホーバスジャパン白星発進!モンゴルに快勝 西田優大が3P7本で21得点12Rのダブルダブル
スポニチアネックス / 2024年11月21日 20時54分
-
2バスケ八村塁「協会批判」が波紋 ネットでファン賛否...「文句言う人は代表辞退すれば」「八村塁めっちゃ共感です」
J-CASTニュース / 2024年11月21日 16時4分
-
3あっぱれ!小園祭り 侍JがWBC決勝以来の日米対決で9得点快勝 小園が2連発含む3安打7打点!
スポニチアネックス / 2024年11月21日 22時13分
-
4《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン / 2024年11月20日 16時15分
-
5大量18選手が“戦力外”、FAで大物ダブル獲り? 26歳左腕が電撃加入も…阿部巨人の戦力整理
Full-Count / 2024年11月20日 16時38分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください