箱根ガラスの森美術館でクリスタルのフジ登場 4万粒あしらわれ七色の輝き

クリスタルガラス約4万粒があしらわれたオブジェ「グリチネ」＝5日、箱根ガラスの森美術館

　初夏の花のフジをかたどったクリスタルガラスのオブジェ「グリチネ」が、箱根ガラスの森美術館（神奈川県箱根町仙石原）にお目見えした。6月25日まで。

　庭園の「藤棚」に設置された咲きこぼれるような400房のオブジェには直径1.4センチのクリスタルガラス約4万粒があしらわれている。日中は爽やかな風と木漏れ日を浴びて七色に輝き、落ち着いた空間を演出する。東京都大田区から訪れた男性会社員（39）は「反射でさまざまな色に光っていて不思議だしきれい」と見入っていた。

　午前10時～午後5時半（入館は同5時まで）。入館料など問い合わせは、同館電話[phone]。