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ツバメの子育て優先、外装工事は巣立ちの後に 巣7カ所の京急・三浦海岸駅

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年5月25日 5時0分

改札外トイレの巣に向かう親ツバメ=24日、京急線三浦海岸駅

 京急線三浦海岸駅(三浦市)の改札外トイレ入り口で、ツバメのひなが元気に育っている。トイレは28日から改修工事に入るが、発注者の京浜急行電鉄(横浜市西区)は子育てに影響しないよう、外装工事をひなが巣立った後に行うことにした。

 ツバメの巣は女子トイレ入り口の上部にあり、17日にはひなが確認された。24日時点で4羽いて、親鳥がせっせと餌を運んでいる。

 同社によると、老朽化が進むトイレの改修工事は7月末までの約2カ月間で実施し、男女とも便器を洋式に替えて内・外装も一新する。

 当初は外装工事を先にする予定だったが、ひなを確認した段階で内装工事を先行させることにした。その後も市民からも「巣があるのに工事をするのか」といった問い合わせが数件あったという。

 ツバメのひなはふ化して20日前後で巣立つといわれ、順調に育てば6月初めには旅立つ。同社の担当者は「内装工事もできるだけ静かに進め、無事に巣立ちを迎えてほしい」と願っている。

 三浦海岸駅はツバメの巣が多いことで知られ、今季も駅構内の7カ所で確認されている。駅員は乗客がふんの被害に遭わないようパイロンなどを置いて注意喚起する一方、ひなが蛇やカラスに襲われないよう温かく見守っている。

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