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米海軍、空包射撃伴う初の警備艇訓練 横須賀基地の水域内、周辺に射撃音

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年6月4日 20時45分

米海軍横須賀基地(資料写真)

 米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)は4日、提供水域内で機関銃による空包射撃を伴う警備艇訓練を実施した。訓練は6日まで午前9時~午後4時に行われる。日本での同訓練の実施は初めて。

 この日、近くの公園などには断続的に射撃音が響き、防衛省南関東防衛局職員や同市職員らが、射撃音による市民生活への影響を調べるため周辺で状況を確認した。

 訓練は、海軍施設管理司令部が定める警備マニュアルで実施が求められており、基地内の施設警備を担う憲兵隊が警備艇を使って「侵略船」に対応する内容。その際、空包射撃も行うが、米側は「全て基地方向に向けて実施し、民間船舶へ銃口が向けられることはない」と説明している。

 午前9時20分頃から同水域南側に位置するヴェルニー公園やJR横須賀駅付近では射撃音が響いた。「パン、パン」という乾いた連続音が断続的に鳴った。

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