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イタリアのポールダンス国際大会で優勝 本厚木でスタジオ営む加藤汐里さん

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年6月10日 11時50分

山口市長(右)に優勝を報告した加藤さん=厚木市役所

 ポールを使って華麗な演技を披露する「ポールダンス」。近年はスポーツとして国内でも愛好者が増えている。厚木市中町でポールダンススタジオ「Studio Sea.」(スタジオ・シー・ドット)を営む加藤汐里さん(32)=平塚市めぐみが丘=は、4月下旬にイタリアで開催された国際大会「Soul on Pole 2024」のコンテンポラリー部門とアート部門でそれぞれ優勝を勝ち取った。 

 ポールダンスは直径4.5センチの金属ポールを使って演技。両手でポールを握って開脚の逆立ちのような「ハンドスタンド」と呼ぶ技から多彩な動きを見せ、美しさと同時に強い筋力が必要になる。

 ヨーロッパで盛んに行われ、今回の大会にはコンテンポラリー部門に5人、アート部門に13人が出場。国内には約1万人の愛好者がおり、加藤さんのダンススタジオには約60人が通うという。

 加藤さんはもともと音楽好きで、「バレエやヒップホップなど幅広いジャンルのダンスを見るのも好きですが、自分ではダンスをできなかった」という。だが、出産後に見たポールダンスに心を奪われた。水泳と陸上競技の経験があり体力には自信があった加藤さんは「技と力で自分を表現するスタイルのダンスがあるのか」と魅了され、練習を重ねてきた。

 加藤さんは5月23日、厚木市役所を訪れて国際大会の優勝を山口貴裕市長に報告。「日本ではまだあまり認知されていないが、ポールダンスはアートとスポーツを兼ね備えたもの。もっと普及するよう、情報を発信していきたい」と話した。

 山口市長は「国際大会の優勝は市民の誇り。ポールダンスは、私が掲げるスポーツ・文化芸術・歴史の聖地づくりの二つに当たる。芸術性のあるスポーツとして市民にも披露していただきたい」と激励した。

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