DV相談件数が6年連続5千件台 神奈川県所管の相談センター、40代が最多

神奈川県庁

　県は14日、2023年度に県が所管する配偶者暴力相談支援センターで受けたドメスティックバイオレンス（DV）に関する相談は前年度比82件増の5353件だったと発表した。増加は4年ぶり。6年連続で5千件台で推移しており、県は「高止まりが続いている」としている。

　県によると、DV被害に遭った本人からの相談が4205件で8割近くを占めた。このうち女性からの相談は3742件、男性からは462件だった。年代別では40代の相談が1386件で最も多く、50代（1097件）、30代（799件）と続いた。